障害者支援施設の実習で日誌がうまく書けない場合の書き方のコツ

障害者支援施設の実習はそれそのものも大変ですが、
毎日書かねばならない日誌の方も非常に大変です。

筆者自身も学生時代に苦い思い出があります。

そんな障害者支援施設の実習日誌が
うまく書けない場合の書き方や
ちょっとしたコツを解説いたします。

また、障害者支援の実習の際に気を付けたいことなども
経験に基づいてお話いたします。


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目次

障害者施設の実習日誌の書き方のコツとポイント


日誌での書くポイントといっても
施設の方針もスタッフも利用者も
それぞれの施設で全く異なるので

身も蓋もなく言ってしまうなら、
同じ施設に行った先輩から話を
聞いてそれと照らし合わせて書くのが一番です。

まずは、障害者支援の実習日誌を書く上で
NGな行為の方を覚えておくと良いです。

「批判的な事は書かない」、これが大前提です。

何を当たり前なことをという
学生さんも多いかと思いますが、
なまじ勉強ができるタイプの学生さんだと、

講義で学んだ内容等との差異を批判のつもり
なく書いてしまうことが往々にしてあります。

こちらに批判の意図が全くなかったとしても、
実習先の担当の方はあなたの人となりや、
文章の癖等をしりません。

言葉の使い方や表現には最大限に気を使わないと、
いらない反感を買うことになります。

個人的には学生時代から社会人になった今でも
「ちょっと勉強できる学生が書いた程度の物にいちいちイライラするなよ…」

という思いの方が強いのですが、
実習生は施設にとって異物の受け入れと同義です。

利用者もそれによって普段とは異なる行動が予想され、
実習生でスタッフは一人取られてしまうという
二つの重圧がかかっています。

受け入れですでに現場スタッフは気を使っており、
イライラしやすくなるのも事実なので評価が
プラスでスタートしているということは稀とまでは
言いませんが、そういった受け入れ先が多数派では
ないということは認識しておきましょう。

とにもかくにも相手のプラス部分を書く。

ある意味で利用者のプラスを探す作業、
エンパワメントすることを実習先に
するような気持ちで書くくらいが良いでしょう。

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実習者は意外に気づかない!?障害者施設の実習で気をつけること


障害者施設の実習で
気を付けたいことを考えると

繰り返しになりますが、
実習生は基本的に異物です。

未来の福祉を担う若者としては
歓迎すべきことではある物の、

今現在の働く職員にとっては負担以外の
何物でもないということは認識しましょう。

敵視するような所や嫌がらせを
してくるようなところはまずないでしょうが、

そこで、相手の労力にたいして学びが薄ければ
「なんだこの学生は?」という感情になるのは
ごく自然な事なのです。

個人的には大人げないなとも思いますが。

ですので、学ぶ姿勢が非常に大事です。

ですが、空気を読まず忙しいタイミングで
話を聞こうとするのもそれはそれで嫌がられます。

講師や学生によっては休憩時間や終業タイミングで
話を聞けという方もいるかもしれませんが、

はっきり言ってこの休憩や終業で何かするということ
自体が福祉業界に限らず過剰労働のきっかけの癌と
なりうるものなので少なくとも私は推奨しません。

話を聞くなら、実習前の顔合わせか初日の段階で
質問をできる時間は設けてもらえるのか、

もしそれができないならどの時間帯に聞くのが
都合が良いかを確認しておくべきかと思います。

実習先が終業後も残るように言うなら講師と相談するか、
推奨しませんが素直に終業後に聞くのが良いでしょう。

障害者支援施設での実習や日誌の書き方のまとめ


海外実習生を戦力として数えて
介護などの業界で違法な労働を
させたというニュースが話題になっていました。

障害について学ぶ実習生とは
また違った存在でありますし、
実習生が実労働への参加が
少ない実習先も当然にあるでしょう。

ですが、福祉業界の傾向として悪い意味で
善意で成り立っているところも多く、
時間外の過剰な労働等も現実として存在しています。

実習とは直接関係がありませんが、
そこでそういったやり方に
慣れないでほしいと思います。

福祉に携わるのに、その福祉が労働者を
使いつぶすようでは意味がありません。

日誌にどう書くかはともかくとして、
おかしいと思ったことを施設に飲まれて
変えられるようなことがないように、
自分の正しさを自分に持っていて欲しいと思います。

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