社会福祉士の資格を取ったら次は仕事先!すぐに相談員はなれない!?

社会福祉士の資格を取って相談業務の仕事に就きたい!
とお考えの方もいるかと思います。

でも、実際のところはどうでしょう。

新卒の人、または他業種から
社会福祉士の資格を取って転職してきた人が
社会福祉士の資格を持っているからといって、
仕事先ですぐに相談業務を任せてもらえるものでしょうか?

社会福祉士の仕事先での現状を紹介しながら、
社会福祉士の資格を持って福祉の仕事に就いている筆者が
解説していきたいと思います。

まずは、社会福祉士の資格自体は、
福祉の分野を目指すなら取っておきたいところですね。

しかし、資格だけ取ってもあまり、
仕事に大きな影響はありません。

社会福祉士という資格と
それでできる仕事はどんなものか、見ていきましょう。


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社会福祉士のスタート時点の仕事内容とは? すぐに相談業務は無理!?


学生から資格勉強をして社会福祉士を取得した方も、
いきなり相談業務ということは、
ほぼ皆無と言ってよいかと思います。

もちろんゼロとは言いませんが、
きわめて可能性は低いものと理解してください。

多くの場合、福祉の事業所は
同時にホームや通所施設など、
様々な事業を同時展開しており、

そういった現場で直接利用者と触れ合い、
経験を積んだ上で相談業務へと移動
という流れが一般的でしょう。

可能性は低いですが
いきなり相談業務をしたいというならば、
社会福祉協議会に入ることでしょうか。

社会福祉協議会は
直接そこがかかえる現場を持たないので、
結果として直接相談業務に入る可能性があります。

しかし、相談業務に入るにあたって
現場経験が欲しいという事情事態は
社会福祉協議会もそう変わらないので、

社会福祉士をもっていたとしても
新卒で採用してもらえるかというと
非常に厳しいところがあると言わざるを得ないでしょう。

また、社会福祉協議会の求人そのものも少ないので
自然競争率は高くなりがちです。

社会福祉士の仕事はお給料面は他の福祉職と比べるとどうなの?


社会福祉士だからこそできる仕事というのは
あまり多くはありませんが、
社会福祉士が資格手当としてつく事業所は少なくありません。

筆者は来月付けで転職ですが、
福祉の業界において社会福祉士の名前はなかなか強力で、
現職での扱いとしては資格手当1万円、
転職先の扱いとしても1万円の手当に加え、
ある程度上の役職へのコースも開かれています。

転職の際見くらべた求人においても
少なくとも5000円程度の手当はつくと思って良いでしょう。

というよりも、あえて強い言葉を使うなら、
福祉の業界において社会福祉士にその程度も出せない事業所は
福祉の専門性に対してお金を払えないということなので、
そのような事業所を選ぶべきではありません。

知識だけで何とかなる業界でもありませんが、
知識をおろそかにしていい業種でもないのですから。

福祉で働く方は良くも悪くも献身的な方が多いですが、
待遇面でまで献身的である必要はないと強く言っておきます。

社会福祉士の仕事で実際に相談員になるまでの道のりとは?


さて、社会福祉士で
相談員として働くまでの道のりですが、
これははっきり言って、
法人、事業所によってまちまちです。

私の現職の職場では、相談員の配置数は2ですが、
その2人が埋まっており、その方が退職なり、
移動なりしない限りそのポストにはつけません。

筆者自身は現職の現場経験3年目ですが、
現職では相談一本という形にはまずならないように思えます。

現場のみで8年以上働く方もいます。

ですが、現場で担当を持ち、
担当の方やそのご家族と面談という形で
相談業務に近いことをさせていただく機会自体は
恵まれる形となりました。

筆者の同期の学生では
すでに相談窓口一本という方もいるようなので本当に事業所次第です。

就職活動の際、面接で具体的に何年くらいで
そのポストにつけるか聞いてしまうのが一番早いでしょう。

ですが、現場の経験1,2年程度では
なかなか業務に慣れるまでの期間ですので
最短でも3年くらいは見積もった方が良いでしょう。

逆に5年以上たってその気配が全くないのであれば、
その現場で相談につくのは難しい事情がなにかあるかもしれません。

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社会福祉士の仕事のやりがい スタート時と経験を積んだ後の違い


いずれにせよ、知識だけではできない仕事であるのは確かで、
知識と現場の経験の二つの車輪がしっかり者になって初めて
一人前と言えるのが社会福祉士です。

教科書通りだと
より一般論として語られるケース等での対応が書かれますが、
現場を経験することで、教科書の基礎の中の基礎である、
個別性を重視して一人一人の特性に応じた支援というのを
実感としてモノにするのには現場に行くことは必要です。

こればかりは、自分でつかみ取るべきものでしょう。

現場にはいることで得るものは絶対にありますが、
そこで何を得るか、どういったものを大切にするかは
支援者一人一人でも違いますが、
それは現場に出て手に入るそれぞれの支援員の確かな力です。

あなたも現場に出てあなただけの支援のやり方をつかみましょう。

社会福祉士の仕事がないと嘆く前に現場で経験を積もう


先ほどの繰り返しになりますが、
経験と知識が両輪となって
初めて意味を成すのが社会福祉士であり、
現場での経験は
必ず支援員に確かな力を与えるものです。

相談員という社会福祉士の代名詞の仕事に
あこがれる気持ちもわかりますが、経験は大事です。

それに、相談を聞くということは
別に社会福祉士の仕事でないとできないということはありません。

現場の仕事でも利用者の方と
小さな会話の中で信頼関係を築ければ、
その方の悩みの相談を受ける機会もあるでしょう。

それを何らかの形で解決したり、
あるいは話を聞くだけでもそれも立派な相談業務です。

相談の仕事がないのではなく、
そういった環境を作る、
あるいは相手の信頼を勝ち取ることが
一つ大事なことになるでしょう。

まとめ 社会福祉士の仕事先での実際


社会福祉士は取得が
難しい資格であるにもかかわらず、
取得した段階ではまだ、
その道のプロフェッショナルとして
スタートラインに立つに過ぎないものです。

現場と知識の両輪をものにして
回すというのはなかなか難しいもので、
福祉の知識も常に更新し続けなければなりません。

とても難しい仕事です。

だからこそ、何処かで自分と同じように働く方や
同じ道を歩こうとする方を心の底から応援しています。

思い通りにならないこと、
自分の価値観に悩むこと、
色々な難しいことがあるかと思いますが、
くじけずに頑張ってください。

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