勤労感謝の日が休みじゃないので本来の意味や由来を調べてみました!

勤労感謝の日が休みじゃない!
と、嘆く方は意外と多いので
はないでしょうか。

実際、筆者も昨年も一昨年も
その前も、と言うか、ずっと…

勤労感謝の日は休みではあり
ません。

最近はブラック企業の存在も
多く、やはり一日でも多く休
みが欲しい!

あるいは、労働者である我々
に使用者はもっと感謝すべき
だ!という人も少なくはない
でしょう。

しかし勤労感謝の日には本来、
別の意味があることが、

今回調べてみた結果、判明い
たしました。

そこで、筆者と同じく勤労感
謝の日が休みじゃない!と、

お嘆きの方に、勤労感謝の日
の本来の意味や由来をご報告
いたします。


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目次

勤労感謝の日の意味を簡単に説明すると?


勤労感謝の日の意味を簡単に
説明するとすれば、まず、

勤労感謝の日は法律によって
定められており、その法律で
ある祝日法第二条によると、

勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日

という事になります。なんだ
かわかりづらい言い回しです
が、

働いて成果をだして、その成果、お金を得られることをみんなで感謝しよう

という事なのだと思われます。

仕事をしてもらうことを労働
者に感謝するのではなく、

労働できるということを労働
者が感謝するというわけです。

ならば休日ではなく、通常の
日というのも、それほどおか
しくはないですね。

とはいえ、使用者と労働者の
関係を考えると仕事上の立場
の上下はあるとはいえ、

契約の下に対等であるはずの
労働者が、

使用者に感謝するようにも見
えなくもありません。

なんだか、奇妙に感じますが、
これは勤労感謝の日の由来の
方に秘密があり、

勤労感謝の日の歴史の流れを
見るとなるほど!と納得でき
ます。

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勤労感謝の日の由来を簡単に説明すると?11月23日である理由は?


勤労感謝の日が11月23日
である由来には、歴史的な流
れがあり、

現代のお金によって経済が回
る以前からこの日は存在して
います。

お金による社会の前は日本の
ほとんどは農民です。

つまり、秋の収穫祭に近い存
在でありました。

当時の「仕事」は今ほど医療
等も発達しておらず、

働けなければ文字通り食べて
いくことができません。

「仕事ができる」ということ
はある意味で、

なによりも重要なことでそれ
こそ毎日働けることは、

神に感謝するほどのことであ
ったのは想像に難くありませ
ん。

勤労感謝の日は元々の由来は
新嘗祭という皇居で行われる
お祭りで、

国民の代表として天皇陛下が
神様に五穀を奉納して神様と
一緒にそれを食べる、

まさにお手本のような収穫祭
だったのです。

豊穣の秋、というわけですね。

しかし、この新嘗祭は、第二
次世界大戦の後に今の姿へと
変わります。

天皇陛下が神ではなく人であ
るということになった第二次
世界大戦後は、

こういった国民の代表として
振舞うことを可能な限り避け
たいと考えたGHQが、

国民行事ではなく宮中でのみ
行う行為に変えてしまいまし
た。

その結果それは、アメリカの
  • レイバー・デー(労働の日)

  • サンクスギビング・デー(感謝祭)

勤労感謝の日の由来からの変
遷は、時代の流れで仕方のな
い所ではありますが、

流れによってはこの日が休日
となって、

お祭り気分の勤労感謝の日と
いうものが、生まれる未来も
あったかもしれませんね。

の二つをあわせたかなり無理
矢理な方法で決められた日で
あり、

元々の意図はほぼ失われてい
ます。

勤労感謝の日が休みじゃない!についてのまとめ


勤労感謝の日の意味や由来に
ついて、簡単ではありますが、

疑問に思って調べた結果をご
報告させていただきましたが、
いかがでしたでしょうか。

良くも悪くも古い時代から続
く日であり、その感性から来
ている日を、

第二次世界大戦後に無理やり
再編したものであり、

今の時代の労働観とは、少々
馴染みにくいかもしれません。

しかし、確かに毎日仕事を健
康にできるということは、

誰にでもなく感謝したくなる
時はあるものです。

ブラック企業や理不尽なクレ
ーマー、同僚、上司等様々な
人がいますが、

そういった中でも健康に働い
て、日々の糧を得ることがで
きるというのは凄いことなの
です。

そういう意味では、日々頑張
っている自分や、

それを支えてくれる方に感謝
する日と解釈しても良いでし
ょう。

ちょっと豪勢な夕ご飯を食べ
たり、

ちょっとしたプレゼントを誰
かに贈ったり、

そういった温かい日にするの
が良いのではないでしょうか?

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