金沢市兼六園の歴史と見どころを紹介!四季折々の美しさを詳細解説!

金沢市の兼六園は、日本三大名園に
数えられる庭園で、

1676年頃から存在する、非常に歴史
のあるスポットです。

兼六園はその歴史の深さもさること
ながら、四季折々で違った表情を見
せる自然の風景も素晴らしく、

こちらも日本で指折りの風景となっ
ています。

良いものは残り続けるという事実を
非常にわかりやすく示してくれる、

兼六園の歴史と見どころを紹介して
いきます!


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目次

兼六園の歴史を簡単にわかりやすく解説いたします


兼六園の歴史のそもそもの始まりは、
1676年(延宝4年)、

加賀藩4代藩主である、前田綱紀が
藩の御作事所を城内に移して、

その跡地に自らの別荘である「蓮池
御殿(れんちごてん)」を建ててそ
の周りを庭園化したことです。

この頃は別荘の庭園で、一般市民に
は当然見ることができません。

藩の領主や重臣の宴の時などに利用
されたそうです。

一般への公開が始まったのが1871年
で、日時を限って公開されています。

学校なども近くに建てられ、少しず
つにぎわっていきます。

1874年には本格的な一般公開が始ま
り、

1876年には兼六園観光案内組合が組
織され、

積極的な観光資源としてつかわれる
ようになります。

このころから24時間開放がされてい
ましたが、石の持ち去りや、灯籠の
破壊などが多発したため、

兼六園の保存徹底の声が上がるよう
になり、

1976年(昭和51年)から有料となっ
て、再び時間を限って公開されるよ
うになりました。

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金沢市にある兼六園の見どころを季節ごとにご紹介


金沢市にある兼六園は四季に応じて
様々な見どころがあります。

季節ごとの兼六園の見どころを早速、
見ていきましょう。

春の兼六園の見どころ

桜の名所として名高い兼六園は花見
スポットとしても非常に優れていま
す。

なかでも兼六園熊谷と兼六園菊桜と
いう二つの品種は、
他ではなかなか
お目にかかれない珍しい品種です。

兼六園熊谷は、千歳橋のたもとにあ
る牡丹色が特徴の桜で、

兼六園菊桜は、花弁が非常に多く、
千歳橋で兼六園熊谷と向かい合うよ
うに咲いています。

開花時期は無料開放されているため、
季節が近づいたら無料開放期間に合
わせて行くと良いでしょう。

夏の兼六園の見どころ

夏の兼六園はライトアップがやはり
見どころでしょうか。

石川門や河北門、菱櫓が主に照らさ
れます。

涼を感じる灯りというと奇妙に聞こ
えるかもしれませんが、

夜、少しずつ気温が下がりつつある
タイミングで水が穏やかな光に照ら
されることで、

そこだけ時間の流れが遅くなるよう
な、涼しい時間が流れていくような、
そんな気持ちになることができます。

ライトアップ期間も無料で入場でき
るほか、ライトアップ専用バスなど
もあるのでアクセスも便利です。

秋の兼六園の見どころ

秋の兼六園は、紅葉が美しく舞い始
めます。

紅葉と言えば京都!という方もいる
でしょうが、兼六園の紅葉も負けて
いません。

鮮やかな紅に、それを静かに映す水
面は、いつまでも見ていられるほど、
美しいです。

ライトアップはこの時期も夏とは趣
を変えて行っており、秋の訪れを感
じることができるでしょう。

また、秋が終わりに近づく頃には雪
吊りの準備が始まります。

兼六園の冬の装いですが、秋の終わ
りにこれの準備が始まるため、

時期によっては、紅葉と雪吊りとい
う、奇妙ながら美しい光景を見るこ
とができます。

冬の兼六園の見どころ

冬の兼六園といえば、なんといって
も雪吊り。兼六園の冬の象徴です。

雪吊りは、庭園を雪から守るための
技術ではありますが、

それがなぜだか庭園と一体感があり、
とても美しく見えてしまいます。

こちらも見ない理由はないでしょう。

また、大晦日から1月1日にかけて
は夜間も開放されており、大晦日を
兼六園で過ごすこともできます。

新年の訪れを名園で行うというのも
人生に1度くらいは体験してみるの
も良いかもしれませんね。

金沢市兼六園の歴史などについてのまとめ


石川県金沢市にある日本三大名園の
一つ、兼六園の歴史や、

季節ごとの兼六園の見どころについ
てお伝えしてきましたが、いかがで
したでしょうか。

四季に応じて様々な顔を魅せる兼六
園。素晴らしいのは、そのどれもが
非常に美しいと言いうことです。

また、季節だけでなく、早朝の散歩
やライトアップ等、時間によっても
顔が違います。

いろんな兼六園を見るには何度も足
を運んでいく必要があるのですが、

それが苦にならない美しさというの
は凄いですね。

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