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- 10月・11月・12月

普段は観ない映画もクリスマス・シーズンになると
恋しくなるのは華やかな(または厳かな)雰囲気に
あやかりたいという人間心理からくるのかもしれませんね。
クリスマスに映画を観る時、
何を選べばいいのかわからないときは、
定番作品をおさえましょう。
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原作はイギリスの文豪チャールズ・ディケンズの小説です。教訓物語としても有名な古典なので、何度も映画化されています。1984年アメリカ版、1999年アメリカ版のほかに『Scrooge』というタイトルの1970年イギリス版ミュージカルもありますので見比べてみるのはいかがでしょう。
誤解によるすれ違いがテーマの王道ラブ・ストーリー。オリジナルは『邂逅』(1939年アメリカ モノクロ)です。わたしは先に1957版を観てとても感動したので、後に1939年版も鑑賞しました。1994年には再度映画化。メグ・ライアン出演の『めぐり逢えたら』(1993年アメリカ)はオマージュ作品です。
アメリカ映画協会が選ぶ《感動の映画ベスト100》の1位。《2014年版クリスマス映画ベスト25》でも1位という不朽の名作。アメリカでは毎年末にTV放映されるほど定番になっています。ちなみに『素晴らしきかな、人生』(2016年アメリカ)は、本作のリメイクでもオマージュでもありませんので、お間違えないよう。
ビング・クロスビーとダニー・ケイの歌手2人が共演したミュージカル。クリスマスの定番ソング『ホワイト・クリスマス』は実はこの映画から誕生し、大ヒットしました。余談ですが、ミュージカルから生まれた定番ソングは意外に多く『ドレミの歌』や『チムチムチェリ―』もそうなんですよ。
「サンタクロースは本当にいるのか?」という疑問が騒動を経て裁判にまで発展するヒューマンドラマ。自称サンタクロースという老人とサンタクロースを信じない少女との心温まる物語なので家族で観るのもおすすめです。1994年にリメイクされ、2006年には、オリジナルのスペシャルカラーヴァージョンが作成されました。
クリスマス映画の定番作品を古い映画にしぼったのは、
わたしが昭和世代の人間だからというのもありますが、
今のようにCGを駆使したり、
音響効果が派手でなかった時代、
わたしが大好きだった旧き良き
ハリウッド時代の《慎ましさ》や《素朴さ》を
感じてほしいから、という思いもあります。
クリスマスにこそ観たい映画 洋画から選ぶなら

クリスマス映画の定番おすすめ編では古典作品ばかりでしたので、
クリスマス映画の洋画おすすめ編では現代作品かつジャンルの違う3作を厳選。
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クリスマス5週間前からクリスマス1ヶ月後までの話で19人の男女が紡ぎ出すロマンティック・コメディ映画。一見、オムニバス形式かと思いきや最終的に登場人物全員がつながっているというグランド・ホテル方式になっています。
タイトルと主役のマコーレー・カルキン君の名は知っていてもクリスマス作品であることは知られてないかもしれません。子どもと一緒に楽しめる家族向けコメディ映画で続編『ホーム・アローン2』(1992年アメリカ)もクリスマスが舞台です。
「雪はどうして降るの?」という孫娘の問いかけに祖母が告げる物語とは――。老発明家に生み出された人造人間と少女との交流を描いたファンタジー映画。一方は歳を取り、一方は歳を取らないまま永遠に生きるという切ないラブ・ストーリーも堪能できます。
クリスマスにこそ観たい映画 邦画から選ぶなら

日本人だもの、日本の映画も見てみたい!そんなあなたへ
クリスマス映画の邦画おすすめ編でも、ジャンルの異なる3作をご紹介。
俳優の陣内孝典さんが原作を書き、メガホンもとった作品で、ホッケー経験のない監督がチームを全国優勝に導いたという実話が基になっています。 寒い冬だからこそ熱い青春物語はいかがでしょう?
もし、クリスマス・イブに東京で大停電が起こったら――?非日常的な状況下で12人の男女が織りなす一夜限りのヒューマン・ドラマ。複数のエピソードが同時展開していきます。2012年には豪華特典付きのスペシャルエディションがブルー・レイにて発売。
東京駅開業100周年記念として作られた映画で東京駅を舞台に10人の男女が繰り広げる物語。それぞれの登場人物がすべての話につながっていく構成は日本版『ラブアクチュアリー』といえるでしょう。大人の恋から家族の愛まで、6つの物語が楽しめます。
クリスマス映画の定番といえば?のまとめ

いかがでしたか?
恋人と一緒に、家族と一緒に、もちろん一人でも
楽しめるクリスマス映画で特別な時間を過ごしてください。
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