おせちを上手に盛り付けるコツ 重箱に詰める際の工夫

おせち料理の豆知識。数の子のエグミが気になる場合は、米のとぎ汁に4時間~5時間つけてから、真水で塩抜きするのが良いです。数の子は、普通は手でちぎって食べやすい形にしますが、形を揃えたい場合は包丁で切るのもありです。

ちょっとしたコツを知っているとその後の作業が楽になる。というのはよくあること。おせち料理の盛り付け方にもコツがあります。コツを覚えておくと、おせち料理を盛り付ける際に役立つかも? と思い調べてみました。


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目次

おせちの盛り付け ちょっとしたコツ


まずは、仕分けをしましょう。どの料理を何段目に入れるかを仕分けしてから盛り付けを開始します。この際、後になって足りない料理が出てこないように注意が必要です。十分な量を用意したと思っていても、作業中に誤って落としてしまうことも考えられますので料理は余分に準備しておいた方が無難。

各重ごとに酢の物(紅白なます、ちょろぎ、酢蓮など)を入れておくと日持ちするので、少しでも日持ちさせたい場合は、酢を使った料理を各重ごとに配置すると良いです。

また、鯛・鰤・海老などを頭が付いたまま盛り付ける場合には向きに決まりがあります。鯛・鰤・海老のように、顔や頭がある料理は頭が左になるようにします。ただし、重箱の真ん中に伊勢海老を盛り付けるような場合は頭が上の縦向きでも構いません。

では、お重におせちを上手に盛り付けるコツを見ていきましょう。

おせちの盛り付け 重箱に綺麗に詰めるには?


形の崩れにくいものから先に盛り付けます

先に形のしっかりした料理から盛り付けることで、型崩れがおこりにくくなります。

重箱の四方の内側の壁面が見えないように盛り付けます

隙間なく盛り付けたつもりでいても、重箱の内側の壁面が見えている場合があります。そうすると、どうしてもスカスカした感じが拭えません。盛り付けを美しく見せるためにも、なるべく重箱の内側の壁面が見えないように注意しましょう。

真ん中が高く見えるように盛り付けます

乱盛りにする場合のコツです。一の重から三の重は、基本や決まりの中で盛り付けることが出来ますが、与の重を乱盛りにする場合は重箱の四隅から盛り付けはじめ、見た目の色どりを確認しながら、全体が山高になるように盛り付けます。

笹やバランなどの仕切りを活用します

笹やウラジロなどの葉物は味移りや色移りを防ぐ効果の他にも、殺菌作用があるため、おせち料理の盛り付けによく使われます。常緑のめでたさの意味を持ち、見た目にも緑色が料理を引き立てる効果が期待できますので、活用すると便利です。

似た色の料理を近くに盛り付けないようにします

海老や蟹などの華やかな食材をバランスよく配置して盛り付けます。

ちょっとしたコツですが、知っておけば、綺麗に盛り付けることができそうですよね? さらに、高さを揃えるなどの工夫を施せば、いっそう、美しく見せることが可能です。

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おせちの盛り付け こんな工夫も参考に


かまぼこやだし巻きなど、切ってから盛り付ける料理は、盛り付けに合う大きさに切ります。重箱が同サイズでも、盛り付け方が違えば切る大きさも違います。そのため、重箱の高さやサイズ、盛り付けの区切り方に合わせて切り出す大きさを考えるようにします。

もし、高さが足りなくて合わない場合は、かまぼこやだし巻きなどを上げ底用に切って、その上に重ねて高さを調整します。重ね方や切り方の組み合わせで、大抵の重箱に対応することができるはずです。

盛り付けの際に少しだけ工夫や気配りをしておくと、仕上がりの美しさに差がつきます。

おせちの盛り付け コツのまとめ


  • どの料理を何段目に入れるかを仕分けしてから盛り付けを開始。料理は余分に準備しておいた方が安心して盛り付け作業ができる。また、各重ごとに酢の物を入れておくと日持ちする。鯛・鰤・海老など、顔や頭がある料理は頭が左になるようにする。

  • 形の崩れにくいものから先に盛り付ける。重箱の四方の内側の壁面が見えないように盛り付ける。真ん中が高く見えるように盛り付ける。笹やバランなどの仕切りを活用する。似た色の料理を近くに盛り付けないようにする。など、ちょっとしたコツを知っておけば、綺麗に盛り付けることができる。

  • 高さを揃えるなどの工夫を施せば仕上がりの美しさに差がつく。

この記事がわずかでも、参考になれば幸いです。

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