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![七草粥はいつ食べるかという疑問。朝・昼・晩で言えばどのタイミング?](https://i0.wp.com/usisan.net/wp-content/uploads/2019/10/nanakusagayu-itutaberu-1.png?fit=640%2C427&ssl=1)
誰もが聞いたことのある昔ながらの風習の
一つ「七草粥」。
でも実際に食べたことのある人は多くない
のではないでしょうか。
そもそも七草粥とは、どういうものなので
しょうか。また七草粥を食べるといい、と
聞いていても、どうやって作るのでしょう
か。
もし、食べるとしたら七草粥はいつ食べる
のがいいのでしょうか。
そこで、今回は七草粥はいつ食べるかとい
う疑問に対する答えと、
七草粥の簡単な作り方、七草粥の由来や歴
史についてご紹介したいと思います。
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七草粥の作り方で簡単な方法は?出来たら朝・昼・晩のいつ食べる?
![](https://i0.wp.com/usisan.net/wp-content/uploads/2019/10/nanakusagayu-itutaberu-2.png?resize=640%2C427&ssl=1)
七草粥は、1月7日に食べるとされていま
すが、朝、昼、晩で言えばいつごろ食べる
のがよいのでしょうか。
一般的には、一日の始まりである、朝に食
べるのがよいと言われてきましたが、
実際のところ、現代ではいつごろ食べても
良いそうです。
ではまず、七草のそれぞれの意味と効果を
ご紹介したいと思います。
- 芹(せり)⇒競りに勝つ
胃を丈夫にし、整腸作用があり、食欲増進、血圧を下げる効果などがあります。
- 薺(なずな)⇒撫でて汚れをとる
解毒作用や利尿作用があり、胃腸障害にも効果があります。
- 御形(ごぎょう)⇒仏体
咳や痰など喉への効果があります。
- 繁縷(はこべら)⇒反映がはびこる
腹痛薬として用いられ、歯槽膿漏にも効果があります。
- 仏の座(ほとけのざ)⇒仏の安座
胃腸の調子を整え、食欲増進、歯痛も和らげる効果があります。
- 菘(すずな)⇒神を呼ぶ鈴
消化促進をし、シミやソバカスに効果があります。
- 蘿蔔(すずしろ)⇒汚れがない
風邪を予防し、美肌効果があります。
このように、七草には健康によい多くの効
果が期待出来ます。そのため、年末年始に、
食べ過ぎて疲れた体に七草粥を食べるとい
いということですね。
それでは、いざ、作ろうと思っても、この
七草をそれぞれ買うことはなかなか難しい
ものです。
最近では、時期になると七草すべてが入っ
ている「七草パック」というものがスーパ
ーなどで売られているのでそれを使って作
ると便利ですね。
では実際に炊飯器で簡単に作れる七草粥の
作り方をご紹介したいと思います。
- 米一合
- 七草
- 塩、昆布茶
-
塩を入れた熱湯で七草をさっと茹で、冷水にとり、水気をとる
-
七草をみじん切りにする
-
お米をといで、炊飯器のお粥のラインまで水を入れる
-
塩と昆布茶20gほどをいれて一緒に炊く
-
炊き上がったら七草をいれて混ぜ合わせる
これで簡単に七草粥の出来上がりです。昆
布茶を入れることで、ほどよい旨味が出て
美味しくなります。
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七草粥の由来や歴史をご紹介します
![](https://i0.wp.com/usisan.net/wp-content/uploads/2019/10/nanakusagayu-itutaberu-3.png?resize=640%2C427&ssl=1)
ここでは、七草粥の由来についてお話した
いと思います。七草粥というものが、日本
古来の風習…と思いがちですが、
実は、七草粥の歴史は、中国に由来します。
前漢の時代に、日によって動物や人などの
運勢をみる風習がありました。そして7日
というのは、「人を大切にする日」とされ
ており、人の運勢を占う日でもありました。
唐の時代になり、7日の「人を大切にする
日」に、七種類の野菜を入れた「七種菜羹
(ななしゅさいのかん)」を食べて無病息
災を祈るようになりました。
それが「七草粥」の始まりです。
日本では、平安時代に中国の風習が伝わり、
その風習の一つとして七草粥が伝わったと
言われています。
月日が過ぎ、江戸時代に幕府が「人日の節
句」として1月7日に七草粥を食べる風習
を定着させたようです。
七草粥はいつ食べるのか?についてのまとめ
![](https://i0.wp.com/usisan.net/wp-content/uploads/2019/10/nanakusagayu-itutaberu-4.png?resize=640%2C427&ssl=1)
七草粥は、1月7日に食べるとされていま
すが、朝、昼、晩で言えばいつごろ食べる
のがよいのかと言われれば、
一般的には、一日の始まりである、朝に食
べるのがよいと言われてきましたが、
実際のところ、現代ではいつごろ食べても
良いというのは前述のとおりです。
七草粥には様々な意味があり、それらを食
すことによって、体には良い効果が得られ
るということがわかりますね。
ただ、昔からそう言われているから・・・
と漠然と食べるのではなく、
七草粥は炊飯器でも簡単に作ることが出来
るので、健康を考え、昔からの風習を噛み
締めながら、
そして、中国からの歴史を感じて食すとま
たひと味もふた味も違った「七草粥」にな
るのではないでしょうか。
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