偕楽園の好文亭は無料ではない!?入場料や営業時間の実際のところ

水戸市の観光地の中でも特に有名な偕楽園。
日本三大名園に数えられるこの偕楽園、入
園は基本的に無料ですが、

偕楽園の好文亭という場所は、有料で入場
できるようになっています。

無料でも大部分を楽しめる偕楽園でわざわ
ざ好文亭に入る意味ってあるの?という人
もいるかもしれませんが、

その価値は十分あるかと個人的には思いま
す。今回はそんな好文亭について、

入場料や営業時間の実際のところをご紹介
していきます。


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目次

偕楽園の好文亭は入場料がかかる!?営業時間についてもご紹介


偕楽園の好文亭は、12月29日~31日を除い
て毎日開館しており、入場楼も大人200円、
小人100円と非常に良心的です。

営業時間は、2月20日~9月30日:9:00~17:00、

10月1日~2月19日:9:00~16:30となっており、

いつでも、9:00には開館しています。

逆に閉館時間は時期によって異なるので注
意が必要です。

とはいえ、その差は30分で、それが大きく
影響する方は少ないでしょう。

また、生活保護受給者や、障害者手帳を持
っている人、指定難病受給者、そして春夏
冬の休み期間中以外の土曜日は、

小中高生入園無料となっており、子供の休
日に行くのもGOODです。

企業製のテーマパークではないため、前売
り券やクレジット支払い等はありません。

あくまで当日の現金支払いのみが可能です。

人によっては使い勝手が悪いかもしれませ
んが、値段は良心的なので、運営を応援す
ると思って利用しましょう。

偕楽園の好文亭とは?その由来や歴史を解説


偕楽園の好文亭は、木造の3階建ての好文
亭と、木造平屋造りの奥御殿から成り、そ
の位置から建築意匠まで斉昭が自ら定めた
といわれている建物です。

これを作り出した斉昭は、ここに文人墨客
や家臣、領地の人々を集めて、詩歌や養老
の会などを催しました。

文人墨客(ぶんじんぼっかく)

詩文・書画など風流に親しむ人。

当時の文化の中心地の一つだったことは間
違いありません。

奥御殿は、城中に出火があった時の避難場
所として備えられ、藩主婦人などが使用し
ました。

「好文」とは梅の異名で、晋の武帝の「学
問に親しめば梅が咲き、学問を廃すれば咲
かなかった」という故事に基づいて名付け
られたそうです。

日本の名所ではある物の、偕楽園自体の由
来も考えるとやはり、中国の文化とのつな
がりも厚かったことがうかがえます。

偕楽園の好文亭は昭和20年の空襲で全焼
しましたが、昭和30年から3年をかけて
復元され、今の形となっています。

現在では観光地として使われる他、拙誠会
と言うボランティア団体の茶の湯サークル
の活動も行われています。

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偕楽園好文亭の見どころ


偕楽園好文亭の見どころはまず、建物その
ものです。

江戸を今の時代でも違和感なく感じられる
家屋、しつらえ、文化を間近で体験できま
す。

歴史に興味の薄い方でもやはり実際にそう
いった建物に入ってみるとまた違った印象
を得ることがあるというのは割とあること。

こればかりは文章だけではわかりにくいか
と思いますが、緩やかなのに少し引き締ま
るような、そんな空気は居心地が非常に良
いです。

また、建物内のふすまに描かれた絵も部屋
に合わせて書かかれており、それも素晴ら
しいです。

そして一番の魅力ですが、高い階から見渡
せる偕楽園そのものです。違う視点から見
る偕楽園は段違いに美しく、このためだけ
に偕楽園に来ても良いほどです。

高い位置から見渡す美しい風景はタイムス
リップをして自分が殿様になったかのよう
な錯覚すらできるでしょう。

偕楽園の好文亭は無料ではない!?についてのまとめ


偕楽園の好文亭は残念ながら無料ではあり
ません。しかし、その入場料はとても安く
良心的な価格なのは前述のとおりです。

好文亭は偕楽園のなかの様々な見どころの
一つであり、好文亭は偕楽園の景色あって
こそのものではありますが、

一方でこの施設だけでも他の見どころと比
べて頭一つ抜けているように思います。

有料という部分も大きいでしょうが、それ
も非常に安く、むしろ一度観たらこの値段
でこんな景色を楽しんで良いのか不安にな
るかもしれません。

非常に美しい偕楽園の好文亭の景色を是非
楽しんでみてくださいね。

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