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- 1月・2月・3月

知り合いのお家の話ですが、お姉ちゃんが成人式を迎えたときのこと。お母さんは成人式の振袖をレンタルにするか、購入しようかで、迷ったそうです。
成人式における振袖のレンタル派と購入派の割合まで調べたそう。購入するなら「下の子が成人式を迎えたときに、着回せたらいいなぁ」と漠然と考えたり。
でも、妹がぶーたれて…のお話。
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成人式の振袖 レンタルと購入どっち?
お母さんが最初に考えたのが成人式の振袖のレンタル。そこで、お姉ちゃんと呉服店を回ってみたところ、「これだ!」と思う振袖を見つけて早速、予約。
ただここで悩みが出てきて、撮影や着付けフルパックがレンタルで、25万円、購入すると40万円。レンタルだと成人式のあとは返さなければいけないし、いくつか買い足さなければいけないものもあると言います。
購入すれば、手元に残るし、妹が成人式を迎えたときには着回すことも可能なのでは? と迷いが出てきたそうです。
お店の人に相談したところ、購入をお考えなら、手縫いをミシン仕立てにして長襦袢のグレードを下げれば3万円ほどお安くなりますよ」とのこと。
「ミシン仕立てにする人っているんですか?」と聞けば、「手縫いをミシン仕立てにするお客様は多いですし、見た目にはわからないですよ」と言われて心が揺れたといいます。
ただ、ミシン仕立てにすると、妹のために仕立て直すことができなくなり…
仕立て直しの料金も決して安くはない…
そして肝心の妹が、ぶーたれて。
成人式の振袖をレンタルする割合は?
妹が「お姉ちゃんの振袖を、なんで、私が着なきゃいけないの」と、ぶーたれて。
やっぱりレンタルかなぁ。でも、一般的にはどうなのかな。と思ったお母さんは、成人式に振袖をレンタルする割合のデータが、どこかにないかと調べてみたそうです。すると、経済産業省のデータの中に参考になりそうなのが。
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/seizou/wasou_shinkou/pdf/004_03_00.pdf(10ページだよ。と教えて貰いました)
このデータを見ると、20代女性で着物を1枚も持ってない人の割合は、52.4%。ほとんどの人が成人式の振袖はレンタルで済ましていることを示していると考えられます。
そもそも着物を1枚も持っていないということですから。
そう考えると、娘達の成人式の振袖もレンタルでいいといえる割合にも見えます。レンタルはここ最近増えてきていますし、この時点で、レンタルに気持ちが傾いたそうです。
でも、成人式の振袖が手元に残らないのはちょっと寂しい…
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成人式で振袖を購入する割合は?
上記、調査結果が示す通り、20代女性で着物を1枚も持っていないのは52.4%。逆に言えば47.6%の人は着物を待っていることになります。
その中のどれくらいの割合の人が、成人式の振袖を持っているのか、このデータでは判断できませんが、思っていたより多くない印象です。
できることなら、娘二人に別々に振袖を買ってあげたい。でも、振袖は安くはないしで、思いついたのは、成人式の振り袖を購入して娘二人で着回すこと。ただ、妹のぶーたれは当然といえば当然。
妹をなんとか、なだめすかしたいが、今回は難しそう。それに着回す予定で成人式の振袖を購入したとしても問題点が3つ。
- ミシン仕立てにすると、妹への仕立直しができない
- 仕立て直しの料金も決して安くはない
- 妹が、ぶーぶー、ぶーたれる
下の子の気持ちを考えれば、別々に買ってあげるのが一番だけど、それは難しい。悩んだ末に、成人式の振り袖はレンタルにすることに決めたお母さんでした。
お姉ちゃんも「レンタルでいいよ」と言ってくれたそうです。
成人式の振袖はレンタルと購入どっち?のまとめ
知り合いのお家のお話をまとめてみました。妹がぶーたれるものだから結局、レンタルにしたそう。「ホント、あの子は」とお母さん談。
お姉ちゃんのお友達もほとんどレンタルだそう。振袖を購入してまで用意する人は少ないかも。それは、経済産業省のデータからも窺えますね。
それに購入したとしても、妹が着るためには仕立て直しが必要で、料金も安くはない。手縫いをミシン仕立てにすると、直せなくなる。
レンタルは、安いところはかなり安いですが、それなりなものです。今回お母さんとお姉ちゃんに聞いたところによると、安すぎるところの振袖は、着る気がおきなかったそう。
この記事がわずかでも、参考になれば幸いです。
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