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- 1月・2月・3月

年賀状を出すのをやめたい。今年で最後にしたい。文例や書き方のマナーが知りたい。
高齢や病気なら相手の理解は得やすいでしょう。しかし、そうじゃない場合。面倒くさいとか、そんな場合に本音を隠して上手いこと、できれば円満に、年賀状を出すのをやめる方法。そんな都合のいいことが可能でしょうか?
円満に。は難しそう…
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年賀状をやめたい。なんて斬新
年賀状で「今年もよろしく」と言うところを「来年からやめます」なんて斬新です。斬新すぎて相手の理解は得られないでしょう。「高齢のため」とか理由があれば別ですが。
高齢のためとか、病気で…とか相手が納得しやすい理由があれば、「来年からやめます」旨の年賀状を出すなり、寒中見舞いで伝えるなり円満に年賀状をやめる方法はあります。
でも、面倒くさいからやめます。の場合は、そうはいきません
この場合は、むしろ「来年からやめます」の報告はいらないと考えます。自然消滅を狙うのが良いかと。実際、年賀状を辞退する場合に多く取られている方法でもあります。
こちらからは出さない。来た年賀状には寒中見舞いで出す。もしくは、寒中見舞いすら出さない。相手に察してもらう。この手順で、数年もすれば年賀状は来なくなります。
相手を納得させられる理由がない場合は、自然消滅を狙うべきだと思いますが、年賀状をやめることをハッキリ伝えたい場合に適切な文例や書き方のマナーはあるのでしょうか?
年賀状を今年で最後にしたい場合の文例
おすすめはしませんが、どうしても、相手に年賀状を今年で最後にしたいと思っていることを伝えたい場合の文例を考えてみました。
どなた様にも年賀状は 今年限りとさせていただくことにしました
今後はメールで近況報告などをさせてください
これからもよろしくお願いいたします
(メールアドレスを記載)
どなた様にも年賀状は 今年限りとさせていただくことにしました
これからも皆様のご健康を 心よりお祈り申し上げます
大変申し訳ありませんが、都合により年賀状を今年限りとさせていただきます。
今後もお元気でお過ごし下さいますようお祈り申し上げます。
こんな感じになるでしょうか?
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大事なのは「みんなに出さないんですよ」「あなただけじゃありませんよ」と伝えることです。それでも感じの悪さは否めませんが、それは仕方ないでしょう。
どなた様にも出さないのだから、そうじゃない場合は、この方法はおすすめしません。
あと、この場合は年賀状で今年を最後に辞退する旨を伝えるのは、適切ではありません。相手が年賀状の準備をする前か、寒中見舞いで伝えましょう。
どっちにしろ、感じ悪いと思いますけど。
年賀状の書き方のマナー 今年限りにしたい場合。
高齢が理由の場合や病気が理由、な場合は、年賀状でやめたい旨を伝えたとしても書き方のマナー違反にはならないと考えます。最後の年賀状の意味もあるでしょうから。
そうじゃない場合には、相手の健康を気遣う言葉を添えたり、年賀状はやめるけれども、お付き合いは今後も続けたいと思っていることなど、書くと良いです。
そもそも縁を切りたい人には、それないでも良いかもしれませんが…
繰り返しになりますが、「どなた様にも、お断りしているのですよ」ということを伝えましょう。あなたが嫌いで出さないのではないのですよ。なにしろ年末は多忙で… とか、本音はどうであれ、なるべく円満にやめれるように相手を気遣いましょう。
年賀状をやめたい場合のまとめ
年賀状をやめたいと思っても、なかなか踏ん切りがつかない場合も多いはず。「高齢で」など、相手が納得しやすい理由があれば良いけれど、そうじゃない場合には難しい…
それでも、やめたい場合は自然消滅を狙うのがおすすめ。この形で辞める人は結構多い。逆に「来年からやめます」と送ってくる人の方が少数派なのでは?
斬新ですけどね。
どうしても、年賀状をやめることを伝えたいなら「あなただけじゃありませんよ」と言えることが大事。そのため、理由の嘘は仕方ないとしても状況の嘘はつかないほうが良いと思います。例えば、特定の人にだけ、やめると言うとか。
なので、どうしても年賀状をやめたいのなら、自然消滅がいいのでは?
ただ、どちらにしろ、こちらから一方的にやめると宣言するのは感じが悪いので、年賀状を出すことを今年を最後にやめる場合には、ある程度の覚悟が必要なのもお忘れなく。
本当は相手から辞退の年賀状が届くのが一番ですけどね。そうもいかないですよね…
この記事がわずかでも、参考になれば幸いです。
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