台風後の野菜価格の高騰リスク対策として一番いい方法とは?

先週12日に上陸した台風19号、その爪痕は大きく、
いまだに普段の生活に戻れない方も大勢います。

しかも、直接の被害が小さい所にもその影響が出
始めていす。

畑やビニールハウスといった農業施設に浸水、売
り物にならなくなった作物が多数、また施設も破
棄するしかない被害の所もあります。

当然こういった状況となるとなんとか日常に戻れ
た家庭の心配事は、台風による野菜の価格の値上
がりではないでしょうか。


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目次

台風の影響で野菜が高騰!?現在と今後の行方


現在は、台風の影響で野菜の値が極端に高騰した
事例は少ないです。

まだ機能している農家などのおかげで何とかなっ
ている部分もありますが、絶対数は減っています。

地域によっては値上がりはしていない物の、品薄
という状況になっていることもあるでしょう。

実際に12日と比べるとキャベツは既に約14%の値
上がり、レタスは約8%の値上がりをしており、

台風の影響で野菜の価格が高騰とまでは言わない
ものの今後、じわじわと野菜の価格が値上がりし
ていく可能性は高いです。

例えば、これからのシーズンで鍋物として利用さ
れることの多いキノコ。

生産大手ホクトの生産施設「赤沼きのこセンター」
では施設が水浸になり生産設備が動かせず、100
トン以上のキノコが廃棄されるようです。

また、リンゴ農家では収穫したリンゴを台風に備
えてあらかじめ倉庫にいれたところもあるようで
すが、

その倉庫が浸水してしまい使えなくなったという
ケースもあるようです。

本来であれば、リンゴの場合は規格にあわない作
物はジュースやジャムにするという選択も取れま
すが、

今回のケースでは泥水が浸水しており、細かい泥
を取り除くことは不可能であるため、廃棄せざる
えないという状況があるようです。

販売される予定だった作物が廃棄された上、新た
に収穫するためのラインもまだ整っていない以上、

値上がりも多額になると見た方が良いかもしれま
せん。

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台風の後の野菜の値上がり対策で一番いいのは?


これほどの規模の台風が発生することも、それが
日本の都市部に直撃することも珍しいことではあ
りますが、

台風自体は毎年くるものだし、台風以外にも地震
も他国に比べると頻発することを考えると、私達
の生活には野菜の高騰のリスクが常にあるものと
言えます。

そういった日本で生活していくならやはり様々な
節約術が必要になるでしょう。

しかし、野菜などの場合はそもそも品薄になって
しまえば、手に入れることそのものが困難になり
かねません。

台風などの野菜価格の高騰リスクを回避するため
の対策は、どうすればいいのか、それはズバリ、
自分で野菜を栽培することです。

野菜の種の値段や、家庭菜園の準備段階でかかる
初期投資はそれなりの額になりますが、栽培の環
境さえ整えてしまえば、

種1パック当たりの値段でも一年は食べ続けるこ
とができるので非常にお得です。

育成が難しいものもありますが、葉物はそれほど
極端に難しいものではなく、家庭菜園にも向いて
います。

台風が来てやられてしまったら一緒じゃないか!

と考える方もいるでしょう。確かにそういった状
況がないとは言えません。ただ、台風被害が農業
地帯を直撃して自分の所の被害が少ない場合は、

今回のような台風による野菜価格の値上がりなど
の値動きの影響を極端に受けることはありません。

また、野菜の栽培そのものも、室内栽培ができる
キットも最近は充実しており、屋内で育ててしま
えば、家が無事な限り作物も被害にあいようがあ
りません。

台風の後の野菜の価格についてのまとめ


そもそも、台風の影響などがなくても野菜の価格
が値上がりするというのは大変なことです。

野菜の価格が上がったとしても私達が消費するか
らこそ、農家の方も生活ができるのですが、

少ない給料や上がった税金で、減るお金の中から
必要なお金を捻出するのはとても大変な事です。

防災と言えば自分の身を守ることを念頭におかれ
がちです。それは全く正しいことなのですが、災
害は終わった後にも様々な経済的なダメージなど
も伴うもの。

災害の後まで含めた防災をしていくのがこれから
の時代は重要になるでしょう。

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