ドッジボールとドッチボールで大論争!?英語や起源から正解を解明!

小学校のころ、誰もが1度は
やったことのあるドッジボール。

飛んできたボールをただ避けるだけ、
という超簡単ルールなので子供でも
すぐに馴染めるゲームですよね。

そんな単純明快な球技のドッチボールですが、
どうやら呼び方はスッキリとしないようで…。

「ドッジボール」と「ドッチボール」の
呼び方をめぐって楽しいゲームが一転、

険悪な雰囲気にならないよう、ここで
スッキリさせておきましょう。


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ドッジボールの英語表記の中に答えがあった!?


「ドッジボール」は英語にすると「dodgeball」

「bridge(ブリッジ=橋)」

「judge(ジャッジ=審判)」

とおなじ「-dge」発音なので

正しい表記は「ドッジボール」になります。

日本の公式団体『J.D.B.A.(Japan dodge ball association』も
『一般社団法人日本ドッジボール協会』という表記です。

「dodge」は、

「(攻撃などを)さっとかわす・(身をかわして)すばやく避ける」という意味。

漢字でテニスを「庭球」、サッカーを「蹴球」と書きますが、
ドッジボールは「避球」となります。わかりやすいですよね。

ついでながら、

「dodge」の形容詞「dodgy」についても説明すると――

「いんちきな・ずるい・危なっかしい・不良の・不調の」という
マイナスイメージの意味になります。

「dodgy」は英語圏でもイギリス人がよく使う形容詞で

He looks dodgy.(あいつはどうも怪しいぞ)

などと使います。あまり言われたくない言葉ですが(苦笑)。

日常会話なら、

I have a dodgy stomach.(お腹の調子が悪いんだ)

のように使えます。

閑話休題。

正しい表記は「ドッジボール」とお伝えしましたが、

「ドッチボール」という表記も、ないわけではないんです。

実際に辞書を引いてみると分かりますが、
ドッジボールの項目のところには、

「ドッチボール」「ドッチボールとも」
という表記がある場合が多いです。

「デットボール」という表記も見られますが、なぜ、
「ドッチボール」が「デットボール」なのかは後述します。

また、株式会社石山が生産している《マイカラーボール》
というシリーズのひとつに「ドッチボール」という商品があります。

http://www5c.biglobe.ne.jp/~isiyama/ball/page023.html

ということは、玩具用ボールに限った呼称なのかなと思いきや

楽天市場で《ドッチボール》と検索してみると、

「もしかしてドッジボールをお探しですか?」という表示が…。

やはり市民権を得ているのは「ドッジボール」のようですね。

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ドッジボールの起源は? 日本人が考えたスポーツなの?


単純明快なルールで人気のオセロゲームが
日本人によって考案されたことから、

ドッジボールの起源も、もしや…

と期待がかかりますが、イギリスが発祥の地
というのが有力な説です。

日本に広まったのは1909年(明治42年)、
可児徳氏と坪井玄道氏による紹介でした。

当時は《円形デッドボール》という呼称で
子供たちに一番人気の遊戯だったそうです。

辞書のドッジボールの項目にデッドボール
と載っているのは、ここが起源です。

円形のコートで攻撃組と防御組に分かれて攻撃組が
防御組にボールを当てる(デッドする)、防御組が
攻撃組からのボールを避ける、というのがルール。

当初は、キャッチが認められていなかったのです。

1917年(大正6年)に四角いコートが
登場し《方形デッドボール》と改名。

この頃から遊戯だけでなく競技としても扱われるように
なりますが、まだキャッチは認められていませんでした。

1926年(大正15年)、東京女子高等師範学校の
永井道明教授によって「ドッジボール」と改名され、

より競技色を強めるために防御組のキャッチを認める、
キャッチした者は除外されない、というルールが採用
されたのです。

ドッジボールとドッチボールについてのまとめ


ドッジボールとドッチボールについて、
書いてきましたが、いかがでしたか。

「ドッチボール」は商品名になっているので、
あながち間違いではないものの、

広く認知されているのは「ドッジボール」

日本の公式団体名にも採用されていることから

「ドッジボール」と呼んだほうが無難ということになりますね。

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