フィギュアスケートのフィギュアとは何か 意味と歴史をお話します

チコちゃんと中尾彬さんは知っていましたが、
経験者の方でも以外にフィギュアスケートの
フィギュアの意味は知らないもののようです。

NHKの番組を見逃した方も多いかと思いますので、
今回は、フィギュアスケートのフィギュアの意味と
フィギュアスケート誕生の歴史などについて、
お話したいと思います。

フィギュアスケートは毎年
奇麗な演技を魅せてくれていますが

フィギュアスケートのフィギュア
と言う部分は何故そう呼ぶのか
知らない人も多いのではないでしょうか。

では、フィギュアスケートについてみていきましょう。


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目次

フィギュアスケートのフュギュアの意味は実は経験者でも知らない!?


プロレベルの方も趣味として楽しむ方も
意外と知らないという方もいるようです。

筆者の大学時代の知り合いにも一人、
フィギュアスケートをやっていた方はいましたが、
意味は知らない様子でした。

フィギュアと単に聞くと、
キャラクターのフィギュアとか
おもちゃや人形のイメージが強いかと思いますが、

フィギュアには「図形」という意味もあります。

フィギュアスケートのフィギュアは、
この図形という意味からきています。

では、なぜ図形なのでしょうか?

元々は普通のスケートに飽きたオランダ人が
片足で滑るようになり、その後イギリスの
上流階級の人が曲線を滑る技術に磨きながら、
滑走方法を作っていった経緯があるようです。

そうしているうちに氷上に図形がいくつもうまれ、
その図形をどれだけ正確に滑ることができるかを
競うようになっていきました。

これがフィギュアスケート誕生の経緯です。

フィギュアスケートの歴史 羽生結弦 浅田真央につながる始まりの地は


歴史には諸説あり、前述のオランダからの
一連の流れも一説にすぎませんが、
フィギュアスケートの発祥地としては有力説です。

日本でのフィギュアスケートの歴史ですが、
こちらも諸説あるものの、

1877年も札幌農学校にアメリカ人教師
ウィリアム・ブルックスが
スケート用具を持ち込んだときに
日本にスケートが伝わったとされています。

その20年程後仙台城の堀である五色沼で
ディブソンというアメリカ人が子供達に
フィギュアスケートを教えました。

こちらの方が本格的に広がったので、
こちらを日本のフィギュアスケート発祥
とする考え方もあります。

1909年にはドイツ人のウィルヘイムという人物から
学生が習い、それを日本各地へと広めています。

1920年には「日本スケート会」が設立され、
1925年には国際スケート連盟に加盟するに至っています。

ちなみに、スケートそのものの歴史となるとなんと
旧石器時代までさかのぼることになります。

スイスやイギリス、スカンディナヴィア半島など
ヨーロッパ各地でマンモス、シカ、ウシなどの
骨を加工した獣骨スケートが見つかっています。

当時のスケートはスキーやソリなどと同様に、
物資を運ぶ手段として用いられたようです。

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フィギュアスケートの楽しみ方


フィギュアスケートとなると
どうしても何回転ジャンプ!等、

派手な演技が注目され
その成否ばかりが目立ってしまいますが、
本来は一つの図形をなぞる競技です。

もちろん歴史と共にその性質は変化しつつありますが、
プログラムの音楽、選手の衣装、動き等が
注目すべき一つの「形」であり、「世界」であると言えるでしょう。

様々な技はそのプログラムという形を
構成するパーツであるということを忘れないようにしましょう。

技の成否は確かに気になりますが、
プログラム全体を素直に見るとまた違った印象が見えてきますよ。

まとめ フィギュアスケートを生で観戦してみるのもおすすめですよ


フィギュアスケートがシーズンになり始めると
様々なチャンネルでフィギュアスケートが
どんどん流れ始めますが、

どうせならチケットを取って
生で観戦するのはいかがでしょうか。

防寒具は当然必要ですが、
スポーツというのは生で観戦すると
やはり印象が変わりますよ。

競技が同時に演目と言う性質も持つので
野球観戦などのように途中にトイレに行く
というような動きはできませんので注意しましょう。

スポーツよりもむしろ演劇や舞台を観る方の方が
なじみ深い雰囲気かもしれません。

いずれにせよ、
生で観戦する迫力というのはとても楽しい物です。
機会があるなら是非見に行ってみましょう。

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