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皮膚のかゆみの原因の一つ。ダニ。
布団や畳、ペットにぬいぐるみといろいろな場所に現れますが、
特に布団は人の肌の触れる面積が多く刺されやすくなってしまいます。
布団のダニを一匹残らず駆逐したい…! そんな方も多いはず。
ダニ対策をしっかりして、ダニをやっつけましょう!
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目次
天日干し?布団クリーナー?効果的で簡単なダニ退治の方法をチェック
まずダニを減らすにはダニはどういった環境を好むのかを知ることです。
ただダニを退治してもそこがダニの好む環境なら、
またどこからかやってきてしまいます。
ダニは湿度が高い場所を好みます。
だから天日干しが有効と言う考えが出てくるわけですね。
湿度が55%以下だとダニは生きていけません。
また、虫ですので当然熱にも弱いです。具体的には50度以上の温度です。
しかし、天日干しは実際のところダニが死滅するほどの湿度にはなりません。
というよりも天日干しで解決するなら、
そもそも皆さんはこの記事を読んでいないのではないでしょうか。
布団クリーナーはダニを殺すのではなく、
ダニの死骸や糞、また、フケや垢など
ダニの餌になる物を取り除くために使います。
これらも皮膚にかゆみを与える原因になります。
つまり、これだけで何とかするのではなく、
ダニをやっつけた後にこれを使うと効果的だということがわかりますね。
さて、ではダニの殺し方ですが、
スチームアイロンや大型コインランドリーなども効果的です。
他に手軽な手段としては夏場なら車の中というのは強力です。
干す場所として抵抗がある方もいるかもしれませんが、
車内はここ数年の異常な暑さの影響を最大限受けることになります。
十分に利用価値があるでしょう。
車さえ持っていれば夏場は
わざわざ新しいダニ対策グッズを用意する必要はありません。
徹底比較。コスト別、部屋別、あなたにあったダニ退治のおすすめ方法

ダニ退治には様々な手段があります。
手段に対して値段や部屋でどれくらいの費用対効果があるか見てみましょう。
1 布団乾燥機
湿度、温度についてダニ退治にはこれ以上ないほど効果的な要素がそろっています。
応用しやすくだれもがまず思いつくアイテムではないでしょうか。
費用は6000円からと初期費用がやや掛かり、
部屋の場所もとりますので、狭い部屋には向かないでしょう。
ただし、一度買えば電気代だけですのである意味では
一番費用対効果があると言えるかもしれません。
2 天日干し
先ほども言いましたが、無駄ではないものの
高い効果が望めないというのが実際の所です。
ですがやはり特別な道具がいらないのでコストとしては最高でしょう。
ベランダさえあればよいので部屋のサイズも選びません。
3 ダニ駆除剤
虫には殺虫剤。実に分かりやすいアイテムですが、
使い捨てであるため、何度も購入する必要があります。
一度あたりは安くても回数が重なるとバカになりません。
また、部屋のサイズが広い程一度あたりの量が増えるので狭い部屋向きでしょう。
畳は湿度が高くなりやすいので畳部屋では専用のダニ駆除剤も販売されています。
布団にだけかけるスプレータイプもありますが、
やはり部屋全体にしなければあまり効果的とは言えません。
部屋に効果のあるタイプの物は
6~10畳用のものが2個セットで約2000円。1回1000円です。
部屋全体に効果がある点で後述のコインランドリーに勝ります。
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4 業者
餅は餅屋。専門家におねがいするなら効果は確実です。
効果面で言えば他のどの手段よりも強力でしょう。
部屋によって効果が変わることはありません。ただし、お値段はかかります。
5 掃除機、布団クリーナー
先ほども説明した通りこちらもこれだけでは効果がなく、
ダニを殺した後につかうものなので他の手段とセットで使いましょう。
初期費用は掛かりますが、専用布団クリーナーではなく、
掃除機ならご家庭にある方も多いのではないでしょうか。
布団に使えるノズルがついているものもありますので
ご家庭の掃除機を確認しましょう。
掃除機は部屋が広いほど面倒ですが、
はっきり言ってどこの家庭でも必需品なので
あまり部屋の広さに影響を受けないとも言えます。
ただし置き場所は取るので購入の際はサイズをよく確認しましょう。
布団クリーナーの初期費用は約3000円から高い物なら10000円近くです。
安い物だとわざわざ専用の物を買う程のものかは微妙なところです。
しかし他の手段とセットで使うものに
10000円出せるかというとそれも悩ましいところ。
改めて買う必要がなければ掃除機でもよいでしょう。
6 コインランドリー
大きな洗濯機があるコインランドリー限定ですが、
やはりそういった専用洗濯機は強力です。
殺虫から布団の死骸の排除まで一気に行うことができるのもポイントが高いですね。
この点は先述の殺虫剤よりも優れています。
このあたりはどちらを優先するかにもよるでしょう。
費用はシングル布団であれば乾燥機まで込みで
大体1000円ちょっと程度になるでしょう。
7 車干し
初期費用という意味ではトップクラスですが、
さすがに干すために車を買う必要はないでしょう。
車を持っている人ならば初期費用0円です。
部屋の広さの影響も受けません。
部屋別とは言った物の実際に部屋サイズによって
大きく影響を受ける駆除手段はそう多くありません。
ただ、広くなればなるほどそれだけ手間や値段が増えるということは確かです。
ただし、畳部屋の場合は畳そのものもダニの繁殖場所になるので、
ダニ駆除剤や掃除機は欠かせない存在になるかと思います。
畳そのものを持ち出して干すというのはなかなか骨が折れ、現実的とは言えません。
ダニ退治をしてキレイな布団で寝るためのまとめ
筆者としては布団乾燥機が一番無難かつ使いやすいかと思います。
持っていない場合は初期費用が少々かかる物の、
すでに家庭をお持ちならば、持っている家庭も多いのではないでしょうか。
布団だけでなく、ぬいぐるみ等のダニにも有効で、何かと融通が利きます。
使用後は掃除機で死骸をきっちり取り除くのがいいでしょう。
また、業者が何よりも確実というのは事実です。
まず業者でダニのいない環境を整え、
その後布団乾燥機などを利用してその状態を維持する
というのがお金はかかる物の確実ではないでしょうか。
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