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![寒中見舞いとは?と悩んだら、一から学んで恥をかかないのが大人](https://i0.wp.com/usisan.net/wp-content/uploads/2018/08/kanntyuumimaitoha.jpg?fit=640%2C428&ssl=1)
社会人になると、実家を離れ、
いままで家族がやってくれていたことを
自分がやるようになることも多いでしょう。
特に、季節便りは
何となく存在を知っていても
内容まで把握してできるという方は
少ないのではないでしょうか。
寒中見舞いはその名の通り、
寒い季節に相手を見舞い、気づかい、
そのうえで自分の近況を伝える手紙になります。
年賀状は喪中だと出せませんがこちらは問題なく出せるので、
喪中の相手に送るという使い方もできます。
また、誤って喪中の相手に年賀状を送った際の
謝罪にも使うことができます。
こういったこと自体をしないという家庭も多いようですが、
社会人になったからにはこういったこともしっかり押さえて
円滑な人間関係を作っていきたいところですね。
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喪中のときは寒中見舞いを出すのがおすすめ。いつまでに出せばいい?
![](https://i0.wp.com/usisan.net/wp-content/uploads/2018/08/kantyuumimai-manor.png?resize=640%2C433&ssl=1)
先にも説明した通り、
寒中見舞いは喪中の相手にも問題なくだせるので、
喪中だけど近況を伝えたいという方は
寒中見舞いを出すのがよいでしょう。
1月の7日以降(つまり松の内の後)から、2月3日まで。
4日は節分を迎え、立春になってしまいますので、
実際の気温は寒くても暦の上では遅くなってしまいます。
極端に寒い地方に出す場合は
3月上旬くらいまでは寒中見舞いをだしても
大きな問題にはなりません。
ですが、喪中の年賀状の代わりや
相手を気遣うという手紙の本位を考えればやはり、
余裕をもって届くようにしたいところですね。
喪中の人は寒中見舞いを出して挨拶を。マナーを守って、印象アップ
![](https://i0.wp.com/usisan.net/wp-content/uploads/2018/08/kanntyuumimai-itumade.jpg?resize=640%2C428&ssl=1)
寒中見舞いは相手方が喪中でも使えることを説明しましたが、
逆に自分が喪中の場合も同様に使うことができます。
喪中で使うにせよ、そうでないにせよ、
寒中見舞いをはじめとした季節便りには
ある程度形式、マナーと言う物がありますので、
その形に添って書いておくのがいでしょう。
1 寒中見舞いのあいさつとなる言葉
どんな便りでもまずあいさつは欠かせません。
「寒中見舞い申し上げます」と大きめの文字で書いておきましょう。
手紙の本文の内容は、送る相手の立場によって変わることもありますが、
まずは挨拶。手紙以外のコミュニケーションでも大事なことですね。
2 時候の挨拶
季節に応じた挨拶もしておくと無難です。
挨拶そのものは寒中見舞いのあいさつでもしているので、
省略されることもありますが、目上の方などに送る場合は
書いておくと印象もよいでしょう。
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3 年賀状のお礼の言葉
年賀状をいただいたことに関するお礼として出すなら、
このタイミングでお礼の言葉を入れておきましょう。
そうでないなら、省略してもかまいません。
誤って喪中の相手に年賀状を送ってしまった場合や
年賀状が遅れた場合の謝罪もここでしておくとよいでしょう。
4 近況報告
せっかく手紙をおくるのだから、
自分の近況を伝えておきましょう。
具体的なエピソードがあるとなおよいです。
文体は送る相手の立場で使い分けましょう。
親しい間柄の人にたいしてあまりにも形式ばった文章を使う必要はありません。
(笑)等の、くだけた表現を入れることも関係性によってはよいでしょう。
もちろん仕事の取引先の相手などには使わないほうが無難です。
5 相手の体調を気遣う言葉
寒中見舞いの一番の役割なので
ここは絶対に省かないようにしましょう。
6 日付
省略される場合もありますが、
末尾に平成◯◯年◯月◯日と入れるときれいに
まとまったように見えやすいです。
寒中見舞いとは? ネットが発達した現代だからこそ
メールやSNSが主流になり、
こういった季節のお便りそのものが減っているのは事実です。
これらのツールにももちろんマナーは存在しますが、
季節のお便りなどをはじめとした日本の手紙の形式のように
しっかりと決まっているものは少ないため、気軽に出せて、
しかもすぐに相手に届きます。
便利なものを優先してしまうのは仕方のないことかもしれません。
ですが、こういった相手を思いやる気持ちが
マナー、形式でしっかり整えられるため、自分の気持ちを
届けやすいというのは手紙ならではの強みです。
寒中見舞いをはじめとした季節便りは
古くからの素晴らしい文化ともいえます。
必要に迫られて使うだけでなく、これを機に
年末年始くらいはネットではなく手紙をつかってみませんか?
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