初詣の正しい参拝のやり方を事前に確認して恥をかかないようにしよう

初詣、日本人であれば多くの方が
年の初めに神社にお参りすることになりますが、
このお参りの作法は意外と知られていません。

知られていないからとおろそかにするよりは、

正しい参拝のやり方を知って、
より大きなご利益を受け取りたいものです。

今回は初詣の正しい参拝の作法について解説していきます。


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目次

初詣って難しい?そんなことはない、ルールを守って楽しく参拝しよう


作法には様々あります。
参拝の時間、場所、お参りそのものの作法等です。

例えば、年末の夜にTVを見ていると
初詣客が神社に列を作って参拝している様子が毎年見られますが、
除夜の鐘のタイミングで行くのは古来からの作法で由緒ただしい作法です。

しかしながら、正月三が日ならいつでも大丈夫という宗派もあり、

さらにおおらかなところなら
一月中ならいつでも大丈夫というところもあるようです。

ルールは宗派によって違いますが、
同時に初詣の風習そのものが広まるまでは
祖霊信仰と仏教等が混合されていた事情もあるので、

参拝場所そのものは寺でも神社でも良いとされていることが多いです。
神様にも各々役割があり、自分の目的に合わせたところに行くとより良いです。
(八幡と名の付く神社は武士の神様を祭っている等)

ただし、自分の一年の生活を祈るのですから、
一番最初にあいさつするべきなのは地元の神社、もしくは寺に行くのが無難です。

感心されること間違いなし。外せない初詣の作法をすぐにチェック


初詣のマナーで一番知りたいのは
やはりお参りの手の合わせ方や拍手の回数といったところかと思います。

しかしながら、そこに行くまでも簡単なマナーがあるので
これができると、わかる方からは一目置かれるでしょう。

当然これらも宗派によって若干の違いはありますが、
一般的に知られているものを今回は紹介します。

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鳥居

鳥居は外界との境界線となる意味を持っています。
まずはここで一礼。神様へ挨拶をしましょう。

参道

神社と寺では少々異なります。神社では単なる道ではなく、
神様が通る道となっています。左右どちらかの端により、
神様の道を塞ぐことのない様にしましょう。

寺では特にそういったことはなく、真ん中を歩いて大丈夫です。
特に敷石がある場合はその上を歩くのがよいでしょう。

手水舎

水で手や口を清めます。左手、右手、口の順に洗い清めます。
口を清める際は尺に口を付けず、尺の水を一度手で受けて口を清めます。

参拝

で、いよいよ参拝ですが、
神社の作法はお賽銭を入れてから二礼二拍手一礼となります。

二回お辞儀、二回拍手、一回のお辞儀です。

さらに細かい作法としては、拍手の手はぴったりあわせず、
上下に少しずらし、祈るときに手をぴったり合わせるのが本来の作法です。

寺ではお賽銭を入れて目をつむり合掌して、終わったら一礼します。

おみくじ

最近ではお参りよりも先に引く人も多いのではないでしょうか。
メインはあくまでお参りですので、おみくじはお参りの後に引くものです。

鳥居

もう一度鳥居をくぐったら振り返って一礼し、
神様にあいさつしてから帰りましょう。
帰り道の参道も行きと同じように通ってください。

お参りの後。今年もよい年でありますように


お参り以外のマナーとしては、破魔矢やおみくじは
効果が一年単位のものですので、返却し、新しいものを受け取りましょう。

おみくじは購入した場所ですぐ結びつけることができるかと思いますが、
おみくじは神様や仏様のメッセージであり、それを肌身離さず持ち歩くことで、
教訓として自分を戒めるという使い方がもともとだったようです。

当然ですが、他の燃えるゴミとまとめて捨てるようなことはせず、
役目を終えたなら指定の場所に結び付けましょう。

参拝が済んだなら受け取った福を逃さないように
まっすぐ家に帰るのがよいとされています。

正しいマナーの参拝でうけとった福や、
他の方の感心を逃さず持ち帰り、良い一年にしたいものですね。

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