小学校入学時に引っ越し同じ保育園の子がいないので友達出来るか心配

子供が小学校に上がるタイミングで家を新築して引っ越しをされる方も多いと思います。今まで通りの学区内で引っ越し出来ればいいですが、そう上手くはいかないもの。

子供の小学校入学時に引っ越し。そうなると、同じ保育園の子がいない環境で友達が出来るのか、小学校に馴染めるのか、親としては心配になりますよね。

子供は順応性が高いといいますが、実際のところはどうなのでしょう。


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目次

小学校に入学するタイミングで引っ越し


この場合、小学校どころか近所でもほぼすべての人に「はじめまして」状態

4月1日から学童に通わせると、その後の展開がスムーズにいく可能性があり

子供が小学校に入学するタイミングで家を新築などして、今までと違う学区に引っ越しをするケースは意外に多いです。このタイミング自体は全然間違いではなく、逆に転校などを伴う引越しよりは子供への負担も少ないと考えられます。さらに、新学年、それも小学校1年生のはじまりの時期なので、引っ越しをするなら一番のタイミングではないかと。

ただ、心配ですよね。

だって、子供にしてみれば合う人会う人、すべて「はじめまして」の状態ですから。近所のおばさんなんかはいいとしても、同じ年頃の子たちを一人も知らない環境というのは子供にとっても負担が大きいのでは? と考えずにいられません。

こんな場合、男親は「友達なんかすぐ出来るよ」なんて、ある種、問題から目を逸らしている、または真剣味が足りない発言をするものと相場が決まっているものですが、案外この気構えは大事かもしれませんよ。旦那の真意はさておいて。

不安は周囲にも伝わるもの。「友達はすぐに出来るもの」と簡単に考えている子のほうが周りからも声をかけてもらいやすいと思いませんか?

なので、本音では心配だとしても、努めて明るく接してあげたほうがお子さんも安心。友達はすぐに作らなければいけないわけではないこと、友達の数が多ければいいというものではないことなども、それとなく伝えてあげてもいいかもしれません。

でも心配ですよね。

経験者の声によれば、4月1日から学童に通わされた、通わせたとも声が結構あります。入学式までは何日もないかもしれませんが、学童で知り合った子が声をかけてくれたりで、自然に小学校に馴染めたというケースもあります。学校以外に人間関係を築ける場があれば、今後クラスで万が一問題があったとしても逃げ場になるかもしれないので、学童はいいかもしれませんね。あと、習い事とかもいいかもしれません。

小学校に同じ保育園の子がいないとしても


同じ保育園の子がいても、仲良しの子と同じクラスになるとは限らない

同じ保育園の子ではなく、小学校で新しい友達が出来る場合の方が多い

引っ越しをした場合に親が気になるのは、小学校に同じ保育園の子がいないということ。新しい環境や人間関係に早く馴染むには、何がしかの取っ掛かりがあった方がいいのは事実だし、同じ保育園から上がってきた子がいれば、その子との関係から友達の輪が広がっていくかもしれないし、相手の子にとってもそれは同じこと。

初めての場に見知った顔があれば心強いのは大人も子供も同じ。

でも、案外心配いりません。たとえ同じ保育園の子が一緒の小学校に進学してきたとしても、集まったり、固まったりするのも最初のうちだけです。後は、ほとんどの子が小学校で新しい友だちを見つけるもの。中には「友達になろう」と声をかけてくれる積極的な子もいるので、過度の心配はいりません。

先に書いたように学童に通っていれば「全員がはじめまして」の状態は回避できるかもだし、そのつながりで友達の輪が広がっていくかもしれません。

だいたい、「保育園時代からの親友です」って、あまり聞かないですよね。

特に男の子の場合はのんびり見守ってあげる程度で良いのではないでしょうか。旦那の「友達なんてすぐ出来る」発言が経験にもとづくものだったのだなぁ、と感心するかも。

ただ、女の子の場合は親しい子が一人出来るまでは、少し注意深く見守ってあげる必要があるかもしれません。「小学校一年生でも女同士の人間関係は複雑なの!」ですからね。

もし、なかなか、お友達が出来ないようなら習い事に通わせるのもいいかもしれません。

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小学校の入学時に友達がいないのは子供に悪影響なの?


小学校入学時に友達がいないのは決して、珍しいことではない

同じ保育園の子同士で固まるのは小学校一年生では案外少ない

子供が小学校に入学するタイミングでの引っ越し。親としてはつい、入学式で友達がいないのは子供にとって悪影響なのでは? と心配しがちなものですが、実際のところはどうなのでしょう。実際には、小学校入学時に友達がいない状態なのは決して珍しいことではないし、同じ保育園出身の子同士が固まるのは案外少ないです。あったとしても本当に、最初だけ。みんな新しい友達を作っていくもの。なので、過度の心配は不要です。

親が不安がっていると子供も不安。そっちのほうがきっと悪影響です。

子供の順応力は親が思っている以上に高く、「え、もう友達できたの?」「お母さんはまだママ友いないのに…」みたいのことも起こりえますよ。ただ、協調性が高すぎる子供の場合は注意が必要です。いつかきっと、他人に合わせることに嫌気がさす日がきます。

みんなに合わせることは不可能。本人はみんなと仲良くしようと頑張っているだけですが、逆に親しい友達が出来づらい結果に。優しい子、素直な子にありがちですので、「友達はいなければいけないもの」みたいな過度のプレッシャーをかけないように注意したほうがいいんじゃないかと考えます。見分けが難しいですが…

学校以外の場に友達が出来るかもしれない場所を用意してあげるのも選択肢の一つです。

学童や習い事に通わせるのは多くの親が実践している方法ですよね。体操の池谷選手が体操をはじめたきっかけは、お母さんが子供の引っ込み思案を心配して体操を習わせることにしたというのは有名な話。

みんなが出来ることを今は上手く出来なくても、みんなが出来ないことが出来る様になる可能性も。そうすれば、将来はオリンピック選手ですね。

友達は学校以外でもできると知っていれば、子供も無理に人に合わせたりしなくていいと思えるのでは。小学校入学時に友達がいないとしても、最初だけのこと、あまり気にしなくていいと思いますよ。

小学校の入学時に引っ越しのまとめ


引っ越しのタイミングとして転校などを伴う場合よりは子供への負担も軽微なタイミングですが、周囲が知らない人ばかりなのは大人だって不安なのだから、子供ならなおさら。

と、考えがちですが、子供は意外に大丈夫だったりします。親が近所の人とのお付き合いもままならないうちから友達を作ってしまう場合も。ただ、子供が無理をしていないかは注意深く見てあげましょう。

この記事がわずかでも、参考になれば幸いです。

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