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- 1月・2月・3月

雛人形の収納にダンボールを使っている人も多いと思います。買った時に入っていたものに収納するのが良い気がしますよね。でも、大丈夫ですか?
傷まないか、心配ですよね。そこで、雛人形の収納にダンボールを用いる場合の工夫や、ダンボール以外に収納する場合のアイデアを、まとめてみました。
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雛人形の収納はダンボールのままですか?
雛人形を収納する際はどうしていますか?
買った時に入っていたダンボールに収納しています。という方はきっと多いと思います。だってそうですよね。買った時に入ってきたんだから。「そのまま使って、何がいけないの?」です。逆に「一番いいでしょ!」となっても全然、不思議じゃありません。
ただ、ダンボールには2つの致命的な欠点があります。
まず、水に弱いです。ダンボールは所詮、紙なので水に弱いです。雛人形に湿気は大敵。カビなどの原因になります。これが、1つ。
次に、外部からの衝撃に弱い。激弱です。もし、何かのひょうしに雛人形を収納したダンボール箱の上に物が落ちたりした場合、中のお雛様も無事ではすみません。これで、2つ。
とくに衝撃に弱いのは困りもので、押し入れにしまった場合などには、ダンボール箱が潰れてしまう危険は皆無ではないはず。
でも、買った時に入っていた箱なので、ぴったりサイズなんですよねぇ。
そうなると、雛人形の収納にダンボールを使いたくなる気持ちもわかります。
そこで、次にダンボールを用いた収納法の工夫について考えたいと思います。
雛人形の収納法を工夫してみる
雛人形の収納法としては最弱の感のあるダンボールですが、工夫と条件次第では、末永くお雛様を大事に保管しておくことが可能でしょう。
まず条件面として、お住いの住環境が最近のものであることが求められます。昔ながらのひろーいお家や、蔵や倉庫が離れた場所にあって、保管物に目が届きにくいような場合にはダンボールに収納することはおすすめしません。
そうではなくて、最近のマンションやお家に住んでいる方の場合は、ネズミに箱をかじられる可能性や、虫が発生する確率も、ゼロではないですが、かなり低いと考えられます。だって、最近、ゴキブリ見ましたか?
この場合には、マメさが勝負になりますが、雛人形の収納にダンボールでの保管を選んだとしても、問題ないでしょう。ただし、衝撃の弱さに関しては注意するしかありません。
では、具体的にはどんな工夫をすれば良いのでしょう?
どうしても、ダンボール箱は痛みます。避けられません。なので、一定の間隔で新しいダンボール箱に取り替える必要があります。
また、保管場所に押し入れを選ぶ場合は、押し入れの上段にしまいましょう。天袋は狭い場合が多いのと、寒暖の差が激しい場所なので、おすすめしません。
上段に保管する場合、気になるのは湿気ですが、これはダンボール箱の下にスノコを敷くなどの対策をすると良いです。さらに、必要なら押入れに除湿剤を置くのも効果的です。
あと、「人形用防虫剤」もあるので、一箱に1つ入れておくと良いです。
人形用防虫剤を使う場合は、なるべく毎年同じものを使用するようにし、色々混ぜないようにします。「人形用防虫剤」は、スーパー・ホームセンター・楽天・Amazonなどで売っていますので、都合の良いところで購入されると良いでしょう。
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雛人形の収納アイデア
アイデアというほどでもありませんが、よく言われるのが「桐の箱」への収納です。
桐の箱は湿気や温度変化に強いとされます。また、ダンボールが所詮は紙なのに対して「木」。当然、外部からの衝撃にも格段に強いです。
ただ、お値段が結構するのがネックですね。まぁ、こういうのはピンキリですからご予算と相談しながら、用途にあったものを選ばれるのが良いかと思います。キャスター付きの「桐の箱」などもありますよ。楽天で見た気がします。
雛人形を収納するのに「桐の箱」を薦める人は多いですが、もっと他にないものかと思ったら、タッパーウェアに収納している人もいて、結構スッキリまとまっていました。
これって、雛人形の収納アイデアとしては良いアイデアですよね。
でも、深さには注意が必要です。タッパーウェアは、本来人形をしまうことは想定していない作りでしょうから、気にかけて見る必要があります
かなり大きめのサイズも合ったので色々探してみてはどうでしょう?
雛人形の収納法 ダンボールの場合のまとめ
雛人形を収納する際には、陰干しすることが案外大事。雛人形が長持ちするかどうかは、実は箱にしまう前の陰干しが重要。これをするかどうかで、差がつきます。
陰干しについては、お雛様の収納にダンボールを使う場合と、桐の箱を用いる場合で違いはありません。直射日光が当たらない、風通しが良い場所に干してあげましょう。
こういった点をマメに実行できれば、雛人形の収納はダンボールで十分でしょう。
桐の箱は湿気や温度変化に強くておすすめ。ダンボールより遥かに雛人形の収納に優れているけれど、お値段がネック。また、中には「タッパーウェア」を雛人形の収納箱に利用する人もいるなど、色々。
この記事がわずかでも、参考になれば幸いです。
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