赤ちゃんのへそが黒い 色素沈着や汚い場合のケア方法

赤ちゃんが生まれると、お腹の中にいる時にお母さんとつながっていた「へその緒」を看護師さんや助産師さんがクリップで留めて切ってくれます。その後、7日前後でへその緒は乾燥してポロッと取れ、おへそはきれいになります。

のはずが… うちの赤ちゃんのおへそが黒い。色素沈着や汚い場合のケア方法や、赤ちゃんのために必要になる大事な心構えとは?


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目次

赤ちゃんのへそが黒い


お母さんにしてみれば、「うちの子、なんだかおへそが黒くて心配」と思うかもしれませんが、へその緒が取れたあとに肌が黒いのは普通です。色素沈着しているみたいと心配になるのも当たり前、「みたい」ではなく色素沈着しています。そして、それはいたって正常なことなので心配いりません。赤ちゃんのおへその黒ずみはほとんど心配いりません。

中には、へその緒が取れたあとに血の塊がついたままというケースも。これは、お父さんもお母さんもへその緒が取れたあとに触れるのが怖くてちゃんと洗ってなかった場合にありがちです。このご両親の場合は「赤ちゃんのおへそからいつまでも出血する」と病院を訪れたそう。それもそのはず、お風呂に入るたびに血の一部が溶け出していたんですね。

赤ちゃんのおへそに触るのがなんだか怖い気持ちはわかりますが、手で優しく洗うだけで出血したり、再度へそが開通してバイキンが入ったりすることはないそうなので、お風呂で優しく洗ってあげましょう。無理せず、一度に落とそうとしないほうがいいようです。

へその緒が取れたあとの色素沈着による黒ずみは心配いらないとして、その他の理由で、赤ちゃんのへそが黒い場合は無いのでしょうか?

赤ちゃんのへそが色素沈着以外で黒い場合


赤ちゃんのへそが色素沈着以外で黒い理由としては先にも書いた、へその緒が取れたあとの出血のあとや、へその垢、ホコリなどが考えられます。基本、赤ちゃんのへそが乾燥している場合にはさほど心配はいりませんが、そうでない場合。

  • ジクジクと湿りがち
  • 膿・出血などがある
  • へそに触ると痛がる
  • へそから異臭がする

上記のような症状がある場合には、小児科などを受診しましょう。

特に症状もなく「かさぶた・垢・ホコリ」などでおへそが汚れているだけの場合は、ケアしてあげればきれいになります。ただ、その際のポイントは、気にしすぎない、触りすぎないです。赤ちゃんの肌はご存知の通りデリケートですのでゴシゴシとかは厳禁。へそのゴマなどはあって当たり前。あまり気にしすぎないことが肝要です。全くお掃除してあげないのも良くないので、たまに、取れる範囲でケアしてあげるのが大事。

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赤ちゃんのへそが汚いときのケアの方法


ベビーオイルをおへそに数滴たらし10分ほど待ちます。汚れに染み込んだようなら湿ったガーゼで優しく拭き取ってあげます。綿棒でもいいかもしれませんが、赤ちゃんが動いたりすると危なかったり掃除しにくい場合もあるので、ガーゼの方がいいかもしれません。

実際、ガーゼの方が、力加減も分かりやすく汚れを取りやすいです。

汚れを取ってあげる際には、くれぐれも無理をしないように気をつけてください。汚れが浮いて取りやすくなっている汚れだけを取ってあげるくらいの感覚でちょうどいいです。

結局、あまり気にしないのが一番です。おへそのお掃除をしすぎて、余計にゴマがついてしまったり、おへそを傷つけてしまう事も考えられますので、ケアして取り切れなかった汚れがあったとしても焦らないことです。赤ちゃんのおへその汚れは、もともと、無理して掃除する必要はないのですから。どうしても気になる場合は健診のときに要確認で。

赤ちゃんのへそが黒い場合のまとめ


へその緒が取れたあとは色素沈着するため赤ちゃんのへそが黒いのは普通です。いずれ、色素沈着による黒ずみは自然と解消されるので心配する必要はありません。

へその緒が取れたあといつまでも乾燥せず、先にも書いた症状があるような場合には早めに小児科などを受診することをおすすめします。

赤ちゃんのへその汚れをケアする際は、気にしすぎないことと触りすぎないことが大事。ケアしても取れない汚れがあっても無理に取ろうとしないこと。焦らないこと。

この記事がわずかでも、参考になれば幸いです。

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