離乳食を食べない娘の栄養不足が心配だった時の我が家の工夫をご紹介

初めての離乳食はわからないことだらけです。

何から始めるのか、どんな食事にするのか、悩み
ますよね。

さらに赤ちゃんが離乳食を食べないと、悩みも増
えるばかり…

赤ちゃんが離乳食を食べないと悩んでいるママ・
パパは、実は多いんです。

特に初めての子どもだと、離乳食を食べない日が
続くと、栄養不足になるのではないかと、心配に
なってしまいます。

そこで今回は、離乳食を食べないと栄養面にどん
な影響がでるのか、離乳食を食べられるようにす
るための工夫などを、今は5歳になる娘の赤ちゃ
んの頃の経験をもとにご紹介します。


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目次

離乳食を食べないと心配になるのが栄養面 そんな時は?


離乳食を食べないと心配になるのが栄養面です。

産後6ヶ月以降、徐々に母乳の栄養は減少してい
くといわれています。

鉄分や葉酸、DHAなどは母乳やミルクからは摂れ
ません。特に鉄分が不足すると、ひどい場合には
鉄欠乏性貧血になり、

その状態が続くと免疫や神経の発達に影響が出る
恐れがあるとされています。

しかし、結論から言えば、1歳未満の赤ちゃんが
離乳食を食べなくても元気で活動に変化がなけれ
ば、栄養面では問題ありません。

離乳食についての考え方は、時代によってどんど
ん変わってきています。つまり、

いつから必ず離乳食を食べるという確かな目安は
ないということです。

母子手帳などに書かれている厚生労働省の「授乳
・離乳の支援ガイド」
にも、それぞれの家庭環境
や、個人差の発達を踏まえて対応していくことが
好ましい、という内容が書かれています。

ということは、1歳未満の赤ちゃんが離乳食を食
べなくても、健診で栄養不足を指摘されなければ、
焦らなくても大丈夫です。

現代では、母乳が赤ちゃんの栄養として非常に優
れているだけでなく、母乳をあげる母親の栄養状
況が豊かになっていることもわかっています。

また、一昔前と違って粉ミルクも、今は栄養面が
改善されており、母乳とあまり変わらなくなって
います。

もしそれでも栄養の面が心配なら、病院に相談に
行ってみることをおすすめします。

病院に行けば、血液検査や体重測定など、健康状
態を知ることができます。プロからのお墨付きが
あれば、心配いりません。

「こんなことで…」と悩まずに、思い切ってかかり
つけの先生に相談してみましょう。

1歳未満の時は大丈夫ですが、1歳を過ぎたらど
うなのでしょうか?

1歳を過ぎると、手足が活発に動くようになり、
自我が発達してきて、個性が強く出てくる時期で
す。なおさら、食べるのを嫌がったり、食べずに
遊んでしまったりすることがあります。

まだまだママのおっぱいやミルクが好きな子もい
ます。

1歳を過ぎた場合でも、健診で異常がないなら問
題ありません。

ただし、乳児期後期~幼児期(生後9か月~2歳)
は、ママのお腹の中にいる時に蓄えた鉄分がなく
なってしまい、

その一方で発育によって必要な鉄分が多くなるの
で、鉄分不足になりやすく、注意が必要です。

離乳食がなかなか進まない時は、普通の粉ミルク
ではなく1歳以上対象の、フォローアップミルク
にするなど、少し栄養面を意識してみてください。

0歳児の離乳食はそれ自体の栄養が重要ではなく、
「噛む」「飲み込む」といった食べる基本ができ
ることが目的なので、

離乳食を食べないことで栄養不足になったり、成
長に害を及ぼしたりすることはありません。

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離乳食を食べない時の工夫 娘はこうしたら食べるようになりました


離乳食を食べない時の工夫を、娘が赤ちゃんだ
った頃の経験をもとにお話します。

離乳食を食べないうちの子は、どこか具合が悪
いのかも… と心配になるママ・パパも多いので
はないでしょうか。

ただ、赤ちゃんが離乳食を食べないことはよく
あることです。赤ちゃんが離乳食を食べない理
由はさまざまあります。

食感が好みの硬さではなかったり、母乳やミル
クなど離乳食以外で、お腹がいっぱいだったり、
眠かったり、

まだ他に遊びたいものを見つけたり… まだ赤ち
ゃんは本能で行動する時期なので、パパ・ママ
たちは振り回されますよね。

そんな自由きままな赤ちゃんの離乳食に適度に
向きあうコツを紹介します。

➀ 離乳食を食べなくても焦らない


赤ちゃんによって離乳食を食べない理由はさま
ざまなので、急に食べなくなったと落ち込んで
も、次の日食べだしたなんてことはよくあるこ
とです。

母乳やミルクをしっかり飲んでいるなら大丈夫
です。

もし可能なら、味や食感を変えてあげてみてく
ださい。好みの食感があったり、味付けを少し
足してあげたりすると、食べるようになるかも
しれません。

今はレトルトの種類も豊富です。パパ・ママの
負担を減らして、手軽に試すことができるので
活用しましょう。

➁ 誘ってみても食べなければ片づける


離乳食に何回か誘ってみて、あまり食べなけれ
ば、無理に食べさせようとせず、そのまま片づ
けてしまいましょう。

その時はレトルトや冷凍などを活用して、自分
の気持ちに余裕を持たせるようにするといいで
すよ。

手をかけて作って、食べてくれないとがっかり
しますよね。ニコニコ笑顔は食卓では重要な要
素です。

もしくは小分けに冷凍して、食べる分だけ解凍
すると、無駄になりにくいです。

➂ 環境を変える


食事中テレビはついていますか?さらにおもち
ゃが近くに見えていたりすると、食事に集中し
にくいかもしれません。

また、大人と同じようにスプーンを使いたいと
か、スプーンであげてもらうのではなく自分で
食べたいなど、食べ方に自分なりのこだわりが
あるのかもしれません。

まだ難しいと思っても、好きにさせてみましょう。

子どもの満足感が満たされれば、大人の言うこ
とも素直に聞いてくれることも多いです。

その時は、袖まで覆うようなエプロンを着用し
たり、いすの下にレジャーシートを敷いたりす
るなど汚れ対策をしておくと、ストレスを軽減
できます。

ただし、食べ物で遊びだしたら片づけてしまっ
て大丈夫です。スプーンが大きくて、口に入れ
にくいという理由もあるかもしれません。

➂ 楽しく食事をする姿を見せる

赤ちゃんに離乳食をあげることについ集中して
しまって、赤ちゃんが一人で食事をする環境に
なっていませんか。

誰かと一緒にご飯を食べる楽しさ・美味しさを
赤ちゃんに知ってもらうためにも、一緒にご飯
を食べると良いですよ。

ママ・パパが食べている姿を見せることは、食
べ物を初めて見る赤ちゃんの、食べ物への警戒
心を解くという意味もあります。

ぜひ、一緒に「美味しいね」と会話しながら食
べてみてください。

➃ 赤ちゃんが座るイスや角度を変えてみる


赤ちゃんは複数のことを同時にできません。

イスから体がずり落ちそうだったり座りづらか
ったりと姿勢が不安定だと、座ることに集中し
てしまい食事に気持ちがいきません。

離乳食初期だとイスに座り慣れていないので、
イスに座って食べるということに不安を感じて
いるかもしれません。

そんな時は、ママ・パパの膝の上で食べさせて
みましょう。

これまでの食事(母乳やミルク)は、ママ・パ
パの体に密着していたのだから、急にイスに座
るのは不安要素の一つになり得ます。

食べることに慣れたら、次はイスに座ることに
慣れさせましょう。おやつの時間などちょっと
した食事の時間でも座らせてあげるといいですね。

離乳食を赤ちゃんが食べない時の栄養不足についてのまとめ


離乳食を赤ちゃんが食べない時、栄養不足が心
配なのではないかとか、離乳食を食べない時の
工夫などについてお伝えしてきましたが、
いかがでしたか。

離乳食を食べないと悩むママ・パパは多いです。

「このくらいの量は食べさせないと」と焦って
緊張する食事より、「今日はこれだけ食べたか
ら大丈夫」と笑える食事の方が、親もストレス
がたまりにくいです。

離乳食を食べない時、1歳未満は元気なら大丈
夫、1歳以上はフォローアップミルクを追加す
るなどの対応をしましょう。

ちなみにうちの子は、離乳食スタートは良かっ
たんですが、全体的にあまり食べず、5歳の今
でもふりかけごはんのみ。

気が向いた食材は食べる程度です。しかし、身
長は伸び、健診でひっかかったこともありません。

時期がくればパクパク食べられるようになります。

子どもやママ・パパのペースに合わせて、楽しい
食事時間になるように応援しています。

心配なときは病院で相談してみてくださいね。

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