香典の金額 偶数はマナー違反!?相場は多すぎてもダメらしいですよ

不幸というものは、ある日突然やってくるもの。

全く予期していなかった事態に慌てふためいて、
いらぬ恥をかかないためにも、

大人として香典の金額のマナーについては普段
から意識を向けておきたいものです。

香典の金額でマナー違反とされるのは偶数?

香典の金額でマナー違反とされるのは奇数?

この辺の基本的なところから丁寧に解説します
ので、ぜひ参考にしてください。

また、香典の金額の相場についてですが、多す
ぎてもダメなものらしいですよ。

香典の相場の適正値についてもあわせてご紹介
していきます。


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目次

香典の金額に偶数はダメ!ですが、奇数ならOKではないことにご注意


香典の金額に偶数がダメな理由についてですが、

偶数は「重なる」数字です。

何度もあっては困る葬儀には、「重なる数字たる」偶数は、
ふさわしくない、縁起が悪いとされます。

ちなみに、何度もあっては困るという理由から、婚礼にも、
偶数は、ふさわしくないとされています。

また、偶数は「割り切れる数」という意味からも、冠婚葬祭
には、ふさわしくないという理由もあります。

「割り切れる数」は香典の場合は、現世との縁が切れてしま
うというふうに、とらえられるのですね。

ただ最近では、香典の金額が2万円等も世間で受け入れられ
始めているようですが、それでもやはり縁起にこだわる人は
いるものです。

お互いに嫌な思いをしないためにも奇数で包んだ方が無難でしょう。

しかし、香典の金額は偶数ではなく奇数であれば、いくらで
も良いということではありませんので、ご注意ください。

4や9は絶対に避けましょう。

死や苦を連想させるので、亡くなった方が安らかに眠れない
ような印象を与えてしまいます。

また、額の話題からは少し離れますが、葬儀の場合は婚礼と
違い、新札はNGです。その理由は、

香典に新札だと、まるで、あらかじめ用意していたかのよう
に受け取られ、「死ぬのに備えていたのか!」という悪印象
をあたえてしまうためです。

意地の悪い人もいたものですね。難癖もいいところです。

実際にそこまで邪推する人はさすがにいないとは思いますが、
これも香典のマナーなので無難に旧札を用意しましょう。

ただし、だからと言ってぐしゃぐしゃになっていたり、汚れ
たお札を包むのは、それ以上に失礼になります。

「新しいのもダメ、古いのもダメとか、どうしろってんだ!」

と思うところですが、何のことはない、

要は、必要なお金を銀行から普通に下ろして、極端に汚れて
いなければそれを香典として包めばいいだけです。

少なくとも新札をわざわざ用意するよりは手間はないですよ。

それでも相手の気に障ったらどうしよう…心配な方は、少し
手間ですが、新札で下ろして、それを一回折ってしまえば、
まず間違いありません。

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香典の金額の相場はこちら 多すぎてもダメらしいですよ


香典返しのこともあり、実は香典は多くても迷惑…
ということがあったりします。

香典の金額の相場はいくらが適正値なのでしょう?

香典の金額の相場は送り手の年齢や相手との付き合
いによっても振れ幅があるので、難しいところです。

送り手が20代であれば、

  • 祖父母の香典で、1万円以上

  • 両親(義理も含む)なら、3万~10万円

  • 兄弟なら、3万~5万円

  • 叔父叔母なら、1万円

  • その他の親戚は、3千から1万円

です。

送り手の年齢が10代増えるごとに、この金額に
2万円程度ずつ加算し、40代以降は増えないと
考えれば大体間違はいありません。

しかし、香典の金額の相場というものがあっても、
結局は普段の付き合いによるというのも事実です。

しっかりとコミュニケーションが普段からとれて
いるのであれば、多少金額での偶数奇数、新札を
使った等のマナー違反があっても、

それ以上に香典を用意して見舞ってくれたことに
感謝されるはずです。

しかし、社会的に個人個人が孤立しやすい状況に
置かれているのも事実。

そういった普段の付き合いがない方相手では、今後
のお付き合いに支障をきたしかねません。

特にトラブルが起きやすいのはパートナーの両親や
息子娘のパートナーの両親への香典になります。

どのような親族付き合いがあるにしろ、もともと一
つの親族ではなかったのでやはり価値観の違いが浮
き彫りになりやすいです。

昔はどうあれ少なくとも今はもう身内なのですから、
香典の金額の相場の最低額で済ませようとせず、

可能な範囲で、香典の金額の相場の中でも高めの額
を出しておくことをおすすめします。

少額だとそのような意図はなくとも身内だと思って
いた相手が他人事としか思ってなかったなどと受け
取られ取られかねません。

親族の中に意地悪な人がいる、折り合いの悪い人が
いる場合は、とくに気をつけなければいけませんよ。

香典の金額についてのまとめ


香典の金額について偶数がダメな理由や香典の金額の
相場について書いてきましたが、いかがでしたか。

お金がすべてではありませんが、お金によって起こる
トラブルというのは避けることができるトラブルです。

金の切れ目が縁の切れ目とならないようにしましょうね。

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