子育て四訓を今さらながら知った私。続きや作者は誰かが気になる!
「乳児はしっかり肌を離すな」
「幼児は肌を離せ手を離すな」
「少年は手を離せ目を離すな」
「青年は目を離せ心を離すな」

という四つの言葉は子育ての教訓として有名な言葉です。

子育て情報誌や子育てハウツー本等でも用いられることも多く、
最近ではSNSなどでも見かけることもあります。

子育て四訓に続きはあるのでしょうか?
また、作者がどなたなのかについても紹介いたします。


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今更ですが子育て四訓とは さらなる続きはあるのか?


子育て四訓には続きがあります。

ですが、これの続きは子育てをする
親に対する教訓となるようなものと言うより
子供の方に向けての物になっています。

内容は以下の通りです。

  • 小学生は暗くなる前に帰りなさい。
  • 中学生は暗くなったら帰りなさい。
  • 高校生は日付が変わる前に帰りなさい。
  • 大学生は盆と正月くらいは帰りなさい。
  • 大学院生は帰れる家があることに感謝しなさい。
  • 社会人になったら、子どもが安心して帰ってこれるような家を、今度は自分がつくれるようにしなさい。

自立心があってかつ、関係性が悪くない親子の関係、
距離感というのはやはりこのようなものなのかな、
というようには感じます。

最近は介護などのやむを得ない事情から
ずっと実家にいたり、逆に一切帰らないという方もいますし、
それが必ずしも悪いこととは言えない部分もあるので、

筆者としてはこれが必ずしも正しく、
守るべきものであるかと言われると
正直なところ多少の疑問を覚えます。

子育て四訓の作者が気になる 山口県の教育者って?


子育て四訓は緒方甫という人の言葉です。
教育者としての経験から生み出した言葉だそうですが、
実際に発達心理などの観点からも正しい考え方であると言えます。

同氏は、2012年にやまぐち子育て四訓の会
という会も発足しており、

設立に当たっての趣意書には

「家庭教育が未来を支える子どもたちの贈り物、宝物、夢の扉になることを願う」

と記しており、

「とりわけ乳幼児教育は、子どもたちの健やかな育ちの根幹であり、すべての教育の出発点」

と位置付けて、乳幼児教育の重要性を説いています。

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子育て四訓について

子育て四訓の考え方については大筋において間違っておらず、
発達段階とそれに合わせた適切な距離感というのは
教育において重要な要素になります。

しかし、子育てをする親の在り方や
教育も多様化してしまい、
一概にこれが正しいとは必ずしも言えない、

あるいは言っていることは正しくても
実践することが難しい環境である
ということも珍しくないのも事実です。

日本の労働環境は子育てのための休暇は
制度として存在してはいるものの、
実際にそれを取得できるような体制が
現場に整っていなかったり、

管理者がその部分を考慮せず、
結果としてできないということも珍しくありません。

また、子育て四訓のつづきとなる
〇〇帰りなさいの下りは小学生のころから
予備校や塾で暗くなってから帰るという子どもも大勢います。

これらはそうしないといけない
教育における競争がいまだに根強く残っており、
それを強いられているという事情もあります。

そういったあたりの事情を加味するならば、
子育て四訓の教育理念には一定の理があるものの、
それらを実現する社会体制が整っていないということが言えます。

子育て四訓のまとめ


子育ては家族の問題としがちではありますが、
家族で子育てをしっかりしていくための
環境というのは社会が整えていく必要があります。

社会のシステム部分が破綻した状態では
適切な子育てができる見込みは少ないです。

子育て四訓で言うところの発達に応じた距離感にしろ、
いつ帰るか等のことにしろ、親子が向き合える時間が
十分にあって初めて意味ができる所ではあります。

子供は地域で育てるという考え方は
福祉や教育では一定の支持を得ており、
そして日本が実際につい最近までは出来ていた
教育のやり方ではあります。

昔に戻れとまでは言いませんが、
やはり子育てとそのために社会がすべきことは
何かという部分は一度私たち一人一人が考えて
みるべきところなのかもしれませんね。

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