- 投稿
- 7月・8月・9月
![七夕の願い事は誰が叶えるのか?一人で何個書いてもOKなのかを検証](https://i0.wp.com/usisan.net/wp-content/uploads/2019/05/tanabata-negaigoto-1.png?fit=640%2C427&ssl=1)
日本には様々な季節行事がありますが、
七夕は願い事がかなう!という点で、
成長を願う日や恋人が活気づくイベントとは、
また違った雰囲気が出ているように思います。
でも、七夕の願い事はいったい誰が叶えてくれるのでしょう?
そんな素朴な疑問や、七夕の願い事を短冊に
書く際、一人で何個でも願い事を書いても良
いものか、
一人で複数枚の短冊を書いても良いものなの
かなど、検証します。
スポンサーリンク
七夕の願いを叶えてくれるのは誰?
![](https://i0.wp.com/usisan.net/wp-content/uploads/2019/05/tanabata-negaigoto-2.png?resize=640%2C427&ssl=1)
さて、願い事をするということは「かなえてくれる誰か」
が必要になりますね。
七夕の願いを叶えてくれるのは誰?という事であれば、
答えは、織姫様です。
なので、七夕の願い事は織姫様に対してお願いして
いるということになります。
これは聞いてもさほど違和感を持たないかもしれま
せん。
ですが、少なくとも七夕のお話である織姫と彦星に
ついてのエピソードには、
「どんな願い事でも叶えてくれる」といったことに、
つながるエピソードはみつかりません。
実は、今の時代のような七夕の願い事の広さは、後
からついた風習のようです。
元々の七夕の願い事とは、織物が得意な織姫にあや
かって、短冊に自分も織物を初めとしたさまざまな
手仕事が上手になるようにという願掛けでした。
それも、願い事をするというよりも自分の中に誓い
を立てるような、
新年の抱負に近い性質のものだったようです。
つまり、七夕の願いをかける先は織姫樣ですが、叶
えるのは自分自身というわけですね。
これは江戸時代に寺子屋で広まりました。それが、
少しずつ叶えてもらいたい願い事をすると言うもの
に変化していったようです。
正確な時期は不明ですが、個人的な意見としては、
クリスマスやバレンタイン等が商業が絡んで変化
していったことを考えると同じく昭和辺りに変化
したのでは?と考えています。
スポンサーリンク
七夕の願い事は一人何個まで?短冊1枚に複数書いてもよいのか?
![](https://i0.wp.com/usisan.net/wp-content/uploads/2019/05/tanabata-negaigoto-3.png?resize=640%2C427&ssl=1)
七夕の願い事に関する元々の意味に照らし合わせるなら、
七夕にする願い事とは自分への誓いであるわけですから、
自らの願いを叶える、そのために努力できるなら、何個
願ってもOKと言えるでしょう。
ですが、個人的には、神さまに立てる誓いと考えるので
あれば、やはりコレと決めた一個にするのが良いような
気がします。
努力できなかった場合のことも考えると、あまり神様に
失礼ならないように、控えめにした方が…な気もします。
という、筆者個人の意見はひとまず置いておいて。
七夕の願い事は、短冊一つにいくつかいても良いし、何
枚の短冊を書いても良いです。特に決まりはありません。
ですが、シンプルに1枚に一つの願い事が見やすくて良い
でしょう。
七夕に短冊に書く願い事のおすすめ
![](https://i0.wp.com/usisan.net/wp-content/uploads/2019/05/tanabata-negaigoto-4.png?resize=640%2C427&ssl=1)
さて、今では何でも願うことが標準となった七夕ですが、
もともとは手仕事の上達を願われることが一般的だった
というのは説明した通りです。
手仕事と言われると幅広いですが、やはり織物に関する
願い事が一番ご利益のある願いと言えるでしょう。
また、当時の手仕事にはそろばんも含まれているので、
計算などもご利益を望めるでしょう。
関係ないようで、じつは数学者や、商売事をする経営
者にもおすすめの行事というわけですね。
また、織姫樣の能力そのものとは関係ありませんが、
元々の織姫様と彦星のエピソードを考えると恋愛は、
うまくいってもそれに伴うトラブルがあるかもしれ
ません。取り越し苦労かもしれませんが…
七夕が自分に誓いを立てる願いという元々の風習は、
実はそういった織姫樣と彦星の仕事が手につかなく
なったということに対する教訓の意味合いもあるの
かもしませんね。
七夕の願い事は誰が叶えるのか?などについてのまとめ
七夕の願い事は誰が叶えるのか?などについて
書いてきましたが、いかがでしたか。
七夕の願い事を叶えてくれるのは、織姫様です。
織姫と彦星は誰もが知るエピソードでありながら
意外と、今の七夕とのつながりを意識している人
は少ないかもしれません。
七夕の願い事で叶うのは、織物が得意だった織姫
様にあやかり、手仕事に関するものだったようで
すが、願い事の範囲が広くなってしまった現代。
織姫様もお忙しいとは思いますが、七夕の願い事
が叶うといいですね。
スポンサーリンク