母子家庭でもフルタイム勤務は可能か?みんなの周りはどう克服した
母親一人で稼ぎながら
子供を育てるというのは様々な課題があるので、
母子家庭の労働というのは難しいものです。
フルタイム勤務で働くとなるとなおさらです。
そもそも、非常に嘆かわしいことではありますが、
シングルマザーをフルタイム勤務という形で雇用する
理解のある企業が少ないという課題もあります。
ですが、フルタイムで働く
母子家庭のママも決していないわけではありません。
シングルマザーで働く際の助けになってくれる
保育園や避けては通れぬ子どもの学生生活において
母子家庭に有利に働く情報を確認していきましょう。


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目次

母子家庭が保育園を利用する際に気になる料金を事前にチェックしよう


母子家庭でフルタイム勤務をしようとしたら
絶対に欠かせないのが保育園。
この保育園の利用料ですが、母子家庭なら無料!
となるわけではありません。
母子家庭は利用料が安くなりやすいですが、
厳密に言うとその環境は所得が低くなりやすく
結果としてそうなっていきやすいという事情もあります。
基本的に福祉等の制度は世帯の年間所得で判断しており、
ほとんどいないとは思いますが、
母子家庭だけど株やFXで年間何千万稼げる!
という人はほぼ安くなりません。
さて、保育園ですが、自治体によって差異はあるものの、
保育料は1世帯の市町村民税によって決まります。
料金を確認する方法ですが、
やはり市役所等で確認を取るのが一番良いでしょう。
減額措置の他、その他減税等の要件を満たしているかも確認できます。
1馬力で家計を回すなら使える制度はどんどん使うべきでしょう。

母子家庭だと学費が免除になるかもしれない対象者をチェックしよう


保育園を卒業しても子育ては終わりません。
長い長い学生生活が始まります。
さて、気になる学費ですが、こちらも低所得であるならば、
ある程度の減額、あるいは免除されることもあります。

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具体的には義務教育期間なら制服の支給や、
給食費、修学旅行代の援助がされたり、
高校ならば、授業料の免除、あるいは減額などがあります。
高校無償化は一時期話題になったので、
ニュースで耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
2014年には高等学校等就学支援金制度という名前で、
所得が一定以下なら9900円毎月学費として支給されます。
こちらは公立私立問いませんので、
子供側の努力さえあれば経済的事情で
高校をあきらめることは少なくなりました。
いずれにせよ、基本的には年間所得が基準となります。
要件を満たしているかはやはり、
自治体によって違いますので、市役所へ確認しましょう。

母子家庭でフルタイム勤務するなら制度をうまく利用しよう


学費の減免以外にもシングルマザーは
低所得であるなら税の減免や、
養育費を援助してくれる制度もきちんと存在します。
児童扶養手当等、様々な制度がありますので、
一つ一つ調べ、窓口で利用できるか確認しましょう。
日本の制度は基本的に申告制なので、
自分で調べて窓口に申し出ないと
利用できないということが非常に多いです。
しかし、シングルマザーをはじめとして、
生活に困っている人ほど、
そういった調べる時間や環境を
確保できているのかという根本的な問題があります。
今この記事を読んでいる方は
少なくとも忙しい中なんとか
調べるということができた方であるかと思います。
そういった方がどんどん利用することで
制度の知名度は上がり、
他の困っている方も利用できるようになります。
制度の名前すら知らない方や
困っている時にどこに助けを
求めればよいのかわからないという方も大勢います。
利用できる制度はどんどん利用して、
いろいろな人が使える道を拓いていただければと思います。
そのために大勢の人が税金を払っているのですから。
ただし、年収がしっかり入る環境になったら
払うべき税金はしっかり払いましょうね。

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